将来のこと
「自分が将来何をしたいか決まってるひとなんて、少ないよ」
いざ将来のことを考えてみたとき、こんな在り来りな言葉が浮かんだ。
確かに。
確かに?
果たして本当にそうだろうか。
努力の才能があるあの子は、自分の目標に向けて努力するうち、何か見つけているかもしれない。
発言力があるあの子は、そのリーダーシップを見込まれてどこかから声を掛けられるのでは。
私には何がある?
所詮内輪以外では通用しない冗談を言ったり、美味しい野菜スープを作ることくらいしか能が無い。
何になりたいんだっけ!
本気で今日、考えてみた。
私にも「将来の夢」は確かにあった。
小学校6年生の時、ああ、私はミュージシャンになるんだろうな、と思った。高校にあがってからもだ。
今はわからない。
人前で歌ったりすることは好きだが、それを職業にしたいかと言われたら、ちょっと違う。
納得のいく曲もつくれないし、納得のいく歌もうたえない。
私が音楽を生業にしたら、爆発してしまいそうだ。
憧れの人になりたいが、憧れの人は憧れの人を目指していたわけではないので、なれない。という事に気づいてからというもの、どうしたらいいか分からなくなった。
このままぬくぬくと中途半端な大学生活を謳歌し、そして、何も訳が分からない内に、終わってしまえばいいのに。
というような事を一生懸命に考えてみたが、たくさん本を読んでたくさん寝て、たくさん食べたらなんだか解決しそう〜
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