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少数意見

集団の中では、少数意見は取り上げられない。

少数意見は多数意見になるように準備する必要があります。
多数意見になるように準備した少数意見と準備していない少数意見では多数決になるように準備した少数意見が多数決により可決されるのです。

初めはどんな事でも少数意見です。個人の意見から始まるのです。
個人的に思っている事は他人の思っている事と比較しないと評価はできないのです。自分の考えを伝えて相手の考えを聞かなければ相互に知る事にはならないのです。

伝わらない、伝わってこない苦しみ。理解できない、納得させる事ができない苦しみ。思い通りにならない苦しみを味わいたくないから黙ってしまうのです。

黙ってしまうと少数意見は少数意見のままで個人の考えで終わってしまうのです。面倒な事だと逃げないで伝える。聞く、理解する。説得する。納得するの繰り返しで少数意見を多数意見にする方法を学ぶのです。

少数意見が多数意見になる事で規則ができるのです。規則が守れないのならばその守れない少数意見を多数意見に変える努力をするべきです。

少数意見を守り続けるだけで多数意見にしないのは排除されてしまうのです。例えば少数民族が多数民族に排除されそうであれば、多数民族が少数民族を排除する事はいけない事だからやめましょうと言う意見を多数意見にすれば良いのです。

少数意見は多数意見になるように変えれば良いのです。いじめだと気づかないでいじめている事があるのでいじめられていると感じたらいじめないでくださいカードを出す事でいじめられている事を表現しましょう。

その他、他人に自分の気持ちを伝えるカードを提示できる権利を認めてもらいましょう。カードを提示された場合に相談員と話をして解決する事ができる権利も認めましょう。


パワハラ、セクハラ、不愉快な気持ちを表現できる権利を認めてもらいましょう。間違った我慢をする事なく表現する権利を認めてもらいましょう。

不愉快な気持ちは少数意見の代表です。不愉快な気持ちを解消できる方法を多数意見になる意見にすれば規則が作れるのです。

昔はタバコの害を訴える人は少数意見でした。今はどうですか?
建物の中で吸える場所は減りました。セクハラ、パワハラは減りました。
少数意見が多数意見として規則を作った結果です。

個人の意見から始まるのです。規則が厳しすぎると思ったら少数意見の始まりです。少数意見で終わらせない。多数意見となるように意見を変化させるのです。

多数意見になるためには、伝えて、聞いて、理解して、納得させて、広めるのです。

住みやすい社会を作るには思いやりのある社会にすることです。

意思表示カードを提示するのはいじめでしょうか?
同じ意思表示をされた場合には本人も気づく事でしょう。

怒らないでください。伝わらない思いを伝える方法が見つからないのです。