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厳しく

悔しがることを忘れてはいけません。受験に就職、告白と勝負しなければならない時があります。

勝負事に負けた時「しかたがない。勝つ人がいるのは負けた人がいるから」と自分を慰めることはできます。

でも、それを繰り返すことは悲しいことです。

負けて悔しいと思わなければ次の一歩が踏み出せないのです。
勝つために知恵を出すのです。

勝ちたい勝ちたい勝ちたい。

「勝つと思えば、思えば負けよ」という歌があります。

それは勝負の時の話です。「勝った」と思い油断することを戒めているのです。勝負は最後の最後までわかりません。

「負けた」とあきらめたならば次の勝利はありません。

負けても勝ちたいと思わなければ進歩しないのです。
悔しい気持ちが進歩の原動力になるのです。

勝負をしないことが無敗で勝つ必勝法ですが、相手が勝負をすると「負ける」と思わない限り挑んでくるでしょう。

弱い相手が挑んでくるのは勝敗で得られるよりも大きな利益があるからです。

それはプライドです。

プライドとは勝ち負けで決められない「意地」です。「主義主張」を曲げて勝負事に勝ったとしてもその幸せは長く続かないのです。

プライドを失くして生きることは不幸せです。負け続けてもプライドを保って生きることは幸せです。

プライドを保つことは厳しいですが、欲望に勝てるのはプライドだけです。
「武士は喰わねど高楊枝」とは「お金よりも武士の威厳」を表しています。

武士はいなくなりましたが、「武士道」は現代でも残っているのです。

厳しくとは「自分に厳しく他人にも厳しく」であって「他人に厳しく自分に甘く」では誰も信用してくれません。「他人に甘く自分に甘く」は、人気があるでしょうが厳しい社会を生き抜くことはできません。

普段は甘く、いざという時には厳しく過ごせば良いのです。

甘いばかりではいざという時に心が潰されてしまいますからプライドをなくさないように生きるのです。

厳しいことを言います。「自分のプライドを保つために戦え」「他人のプライドは尊重しろ」

プライドは「人権」です。