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精神論は嫌いだ。スキの数は中身で変わるのです。

スキの数が毎日投稿しているとわかるのです。大きく変化しているのは中身が関係しているのです。

精神論は嫌いだ

精神論は嫌いだ。「為せば成る、為さねば成らぬ成る業を、成らぬと捨つる人のはかなき」は、武田信玄の言葉です。

意味は、できそうもないことでも、強い意志をもって頑張れば、必ず成就できる。もしできない場合は本人の努力が足りないからだ。

頑張れ、努力が足りないと、できそうにもないことを強要するときに使わられるのです。

本当にそう言う意味でしょうか?

できそうもないと信じていることを頑張ってもできません。努力しても報われないのです。

私は「できると信じて行動すればできるのになぜできない理由を一生懸命探すのに、できる方法を考えないのか?」と解釈しました。

できないをできるように解決するのが知恵です。その知恵を出さずに頑張れと声援だけ出して努力するのは自分にとっては苦痛でしかないと思うのです。

それを他人に精神論で説得されても困るのです。

「幸せになる」は、精神論でしょうか?

頑張れ、努力は報われて幸せになると言えば精神論です。幸せは人によって違うのです。何事も幸せだと思えば幸せで、不幸せだと思えば不幸せです。
つまり、自分が思うことで他人には理解できないのです。

頑張らない幸せ。努力しない幸せもあるのです。

不幸せだと思っていることを幸せだと思うように頑張って、努力してもなりません。幸せだと気づくだけで幸せになるのが幸せです。

一瞬で幸せになるのです。

財産を贈与されたけれど負債は引き継ぎたくないなどとは、言えないのです。親の面倒は見たくないから遺産相続はしませんと言っても逃げられないのです。育ててもらったのだから親孝行をするのです。

それは年金制度や生活保護制度がなかった時代の話です。
国民健康保険に介護保険、労災保険に雇用保険などの社会保険があるのです。男女平等と言われながらまだまだ賃金格差は続いています。
親子で無職であれば頑張っても努力してもお互いに扶養することはできないのです。共倒れになると判断すれば縁を切れば良いのです。

自分に負担がかからないように他人に負担をさせるのは間違っています。
縁を切るとは関わりを持たないことです。逆に負担をかけないために縁を切ることもあるのです。

共倒れにならないために縁を切るのであって負担しても問題なければ負担すれば良いのです。税金を納めるのも社会保険の掛け金を負担するのも義務ですが、その保険を利用する権利があるのです。

苦しい生活から普通の生活にするために社会制度を利用すれば良いのです。精神論で頑張れとか努力しろと言われても苦しいだけです。

できない仕事、無い仕事をしましょうと言われてもできません。
住所不定なのに案内を送る住所を求められたり、お金が無いのに給料日前に派遣先の会費を請求されたりする派遣社員。おかしい事をおかしいと言わせない社会はおかしいのです。

おかしい社会をおかしいと感じておかしくない社会にできると信じてその解決策を提示するのが政治家だと思うのですが、精神論で戦争をした日本は同じ過ちをしないかと心配です。

信じることは必要です。明日があると信じているから今日が安らかに送れるのです。裏切られる事のない事実を信じましょう。

頑張れば必ず報われるは事実でしょうか?事実ではありませんから信じてはいけません。できると信じて努力すれば報われるは信じて良いでしょうか?

できると信じてその方法を考える努力は報われるでしょうか?できないかも知れませんがその努力は他の何かを産む可能性があります。

錬金術は化学や科学を発達させました。金を作り出すことはできませんでしたが社会の役に立ってます。

思うだけで何もせずに結果を期待しても得るものはありません。何か行動に移すことで結果は出てくるのです。その結果からさらに次の行動に移せばさらに自分の期待する結果に近づくのです。

自分ができると信じるから動けるのです。自分の気持ちだけではなくそれに近づく行動を自分がすることです。

幸せに近づくのは精神論ではなく行動論と言えるでしょう。



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