見出し画像

モラルとは道徳なのか?

モラルの意味として道徳と士気の二つがあります。道徳は、道と徳が一体化したもので道は、ルールとそれを作ったり守る精神を徳と言います、徳はマナーとも言えます。過去にマナーとルールについて書いた事がありますがさらに深く考えてみたいと思います。

道徳を持ち出すと軍国主義だった過去の事が持ち出されて、道徳を教えると日本は軍国主義に戻ってしまうから道徳はいけない事だと刷り込まれているのです。

そのような声を聞きたく無いのでこれからはマナーとルールについてのお話にしたいと思います。でも中身は道徳なのです。マナーやルールに矛盾があってはなりません。道徳はその矛盾を解決する為にあるのです。

戦争はマナーがわかっていない、つまり徳が無い人が作ったルールに基づいて争い事を解決しようとしているのです。徳とは、他人の命を大切にする。他人を幸せにする。それを妨げない限り自分の命を守り幸せになる事です。

マナーもルールもその思いがなければ絵に描かれた餅と一緒です。集団になるとそれが集団の多数決でルールが作られるのです。徳がわかっている人が多数であれば良いのですが、徳は得をしないと損得勘定が働いて徳が忘れられているのです。得の無い人が権力を持つと損得勘定と多数決もしくは徳が数字では表されないので数字絶対主義を叫ぶのです。

今のアメリカや日本が原爆廃絶に反対なのは、道義的におかしいのですが、賛成してしまうとバランスが崩れて戦争になるからです。公務員が多すぎるからと減らして、今は足りないとアタフタしても補充できません。

公務員が徳を積んでいれば国は安泰です。政治家が徳を積んでいれば国は安泰です。徳を積んだ先生がたくさんいれば国は安泰です。

日本は安泰なのか?

つづく