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ケーニヒスクローネ

ケーニヒスクローネとはドイツ語で「勝利の王冠」という意味です。
ご存知の方がいらっしゃると思います。

そうです。神戸市にある洋菓子のお店です。そしてホテルケーニヒスクローネとくまポチ邸がある三宮には神戸セントモルガン協会(結婚式場)があるのです。

そのケーニヒスクローネの店舗が大阪にもあるのでスイーツを買って食べました。

ホテルに泊まって食べた朝食とその後の結婚式の思い出はケーニヒスクローネの名前と共に忘れることはありません。

と言いたいところですが舌を噛みそうなケーニヒスクローネと神戸セントモルガン教会の名称は、普段、目にしないし口から出てくることがないのでとっさに出てくることがありませんでした。

あれ、それ、これとすませることが増えました。

わかり合っている仲であればそれで済ます事はできるのですが、仕事になるとそれで済ます事はできません。詳しく間違いのないように手取り足取り伝えないといけないのです。

いつまでもそのような仲で終わる事は無く、徐々にあれで済ます事ができるようになるのです。

忖度では無く、気配りと思って、気配りが出来なければ仕事のできない人だと勘違いするのです。手取り足取り親切に教えても仕事ができる人になる事はないのです。

自分の役割を理解して瞬時に判断できる人が仕事のできる人です。

上司の決済が必要ならばすぐにお伺いを立てる。
自分の権限を理解して過大な権限を誇示しない。
自分の責任と他人の責任を区別して越境しない。

事務であろうが技術でも営業でもそれぞれの役割を把握してその枠を越えない、越えたければ私の役割を全てこなす事が必要です。自分の好きな事、得意な事だけすれば良いのではないのです。

自分の役割が果たせていないのに他の役割の人に干渉するのはお節介です。
自分の役割を果たしてさらに他の役割の手助けをするのは蛇足です。

蛇足とは上手に蛇の絵が早く描けたので足を描き足した為に蛇の絵では無くなる事です。

自分の仕事の段取りを作った時点で早く終わった時のための作業も加えておくべきです。他の人の手伝いをするのであれば段取りの段階で入れておくのです。

逆に仕事の段取りが甘くて時間が足りなくなりそうな時は応援を要請しなければなりません。段取りの段階で手を打つ事ができれば本物の段取りです。

人生の段取りも同じです。段取りをしてから問題点が出て来れば段取りをやり直せば良いのです。本番でやり直しはできませんが段取りのやり直しは何回でもできます。

人生は段取りで始まり段取りで終わるのです。


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