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朝8時のエッセイ。頑張ろう

鬱の人に頑張ろうは禁句です。なぜ禁句なのでしょうか?
それは、頑張っている人に「頑張って」と言ってしまうと頑張っていないと思っているのだと思われてしまうからです。

鬱の人は「頑張ろう」と言われなくても頑張っているのです。
お腹がいっぱいの人は、「食べて」と言われると辛いのです。
苦しんでいる人に「気のせい」と言っても苦しみは無くなりません。
病気の人に「検査結果に異常はありません」と伝えても治療にはなりません。

見えない、感じない、気づかない。思いやりの心がない人が多いのです。

タブーはなぜタブーなのかを知らずに犯さないのはタブーを破ってはいけないというタブーです。頑張った結果、鬱になった人は自分は鬱だと認めて自分で自分を褒めてあげれば良いのです。鬱になるぐらい頑張ったのだからもう頑張らなくて良いのです。

頑張った結果を知りましょう。結果と原因と因縁を知りましょう。事実は変えようがありません。変えてしまうことができるのは事実ではなく心実です。自分が鬱になったのが事実ならば変えようがありませんが、鬱から立ち直ったことが事実になることもあるのです。

自分が鬱だという事実を認めない限り鬱から立ち直った自分が事実になることはないのです。

今回は鬱を例に事実と心実との関係を記事にしましたが他の例でも記事にしたいと思います。

悩んでいることを認めましょう。認めない限り結果は確定しないのです。



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