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朝8時のエッセイです。テーマは食事

昨日と今日の写真はお洒落なお店のコース料理です。お祝いの席でした。

今日は懐石料理ち会席料理の違いについて
懐石料理の歴史を少し懐石料理はお茶の席の前に出すちょっとした料理のことです。元々の懐石とは禅宗の言葉で温かい石を懐に入れて空腹を凌ぐ意味合いです。安土桃山時代に千利休が茶の湯を完成させたときにお茶会の席でお茶を飲む前に空腹を満たす簡単な食事を出しました。それを茶懐石と呼びます。

お食事を出すことを主にした本膳料理に進化して人が集まる会に出す料理を会席料理と言いました。本膳料理は本膳、二の膳、三の膳と続いていくのですが、その膳には規則があるのです。

宴会は酒礼、食事、宴会と進めるのが一般的で、食事は本膳には七種類の菜、二の膳には五種類の菜、三の膳には三種類の菜を盛るのです。菜とは料理の一皿で七五三や三三九度の盃など今でも残っている風習があるのです。

コース料理はその本膳料理の流れを汲むものです。懐石料理は茶の湯の席で振るわられるものですからそれ以外は会席料理と言えば良いのです。



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