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たまにコンタクトレンズをつける話

1ヶ月のうち28日ぐらいは眼鏡で過ごしていますが、たまにコンタクトを付けて外出してます。休みの日しかコンタクトをつけないのですが、よく「逆じゃない?」と言われるので逆じゃないんだという話です。

たぶん小学校2年生だか3年生だかぐらいに初めて眼鏡をかけて視界がくっきりしたことに感動してから17年ほど、視力矯正がなければ生きていけない視力になってしまった私はずっと眼鏡をかけてます。もう何千回と眼鏡なしで風呂に入ってるはずななに、未だに湯船に浸かっている時に顔に掛かっているはずの眼鏡を探してしまうぐらい体の一部になっています。

眼鏡を掛けていないとなんだか気持ち悪いし、眼鏡をかけた自分の顔の方が好きだし、だから、敢えての理由がなければコンタクトレンズはつけません。なんならコンタクト作ったの昔すぎて度数合ってないし。

コンタクトレンズを初めて買ったきっかけは一眼で写真を撮る時に眼鏡が邪魔だったことなんですが、コンタクトをつけて外に出てみるとなんだか普段と見える世界が違う気がしたんです。物理的にも視界は変わってるはずなんですが気分の問題の話です。もう一歩踏み込むと、いつもと違う世界に生きているからいつもと違う自分であっても許される気すらしてました。世の中の大多数の人間は私に関心を払うまでいないどころか認知すらしていないはずなので自意識過剰も甚だしいですが、これも気分の問題として。

なので、たまに、「私でない誰か」でいたい日にコンタクトレンズをつけてます。人間誰しも、他人に会うときは多かれ少なかれ「こう見せたい自分」を演じています。眼鏡を掛けてしまうと、もう自動的にそのスイッチが入ってしまうみたいで、なのでスイッチを入れないためにコンタクトをつけます。

誰か知り合いに会うときは自分を演じたいのでほぼ眼鏡ですが、たまーに、こっそりコンタクトをつけてます。それで実際何かいつもと違うことをしてるかというと別にそんなこともないのですが、何故か晴れ晴れするのでコンタクトをつける日は好きです。

めっちゃどうでも良いなこの話。今日コンタクトで長旅をしているので急に書きたくなったんです許してください。

To 私の知り合いのみなさま
突然私がコンタクトをつけて現れた場合。「こいつ急に気合い入れてどうしたw」という反応は間違いです。正しい反応は「こいつ今日やる気ないんだな」ですのでお間違いのなきようによろしくお願いします。

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