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個人でゲーム制作を仕事にする方法【スキルの磨き方】

どうも、ブルークリエイターのパンです。
実際に個人でアプリゲーム制作を仕事としている者です。
(作ったもの→ モンスターカンパニー)
今回は『個人でゲーム制作を仕事にするにはどうしたら良いか』というテーマで書いてみたいと思います。
結論、僕が現在ゲーム制作を仕事にできているのは運と経験だと思ってます。
運はどうにもならないので除外するとして、経験についてを語ってみます。
具体的に僕がゲーム制作を仕事にするまでに積み重ねて来た経験はこちら。

1.ゲームを作り続けること
2.作ったゲームは完成させること
3.完成したゲームはネット上で公開すること


僕はこれを20年以上続けています
順番に解説していきます。

1.ゲームを作り続けること

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●作らなければ始まらない
もし、あなたがゲーム制作を仕事にしたいと考えていて、今現在ゲームを作っていなければ今すぐ作りましょう
学校や仕事が忙しくて無理というのであれば、申し訳ないですがその程度の熱意ではゲーム制作を仕事にするのは難しいと思います。
ゲーム会社に就職したいと考えているのであれば話は変わるかもしれませんが、個人でやっていくのであれば基礎的なスキルを身につけるためにも実際にゲーム制作をすることが超大事です。

ゲームを作ってみたいと考えたことがある人はたくさんいるかと思います。
こういうゲームあったら面白そうとか、ある程度ゲームで遊んだことがある人なら誰でも考えるものですね。
しかし、実際にゲームを作るという行動に出る人はかなり少ないと思います。
だからこそチャンスがあるとも言えます。

●どう作るのか?
ゲームの具体的な作り方については今回は触れないですが、方法はいろいろとあります。
いきなりUnityを触ってゲーム開発に入ってみて良いと思います。
簡単なところから始めたいのであればRPGツクールなど、ほとんどプログラミングが不要なものから初めて見るのも良いです。
最低限パソコンがないと厳しいところですが、スマホだけでゲームを作るようなものも今はあるようです。
(そもそもゲーム開発を仕事にしたいのであればパソコンはどうにか手に入れてほしいです)

●著者のゲーム製作歴
僕の場合、最初は家庭用ゲーム機のRPGツクールから入りました。
これで全部で5本ほどゲームを作成。アスキーのコンテストにも応募したりしました。(落選でした......!)
ネットでのゲーム制作の大半はSRCというフリーのシミュレーションRPG作成ツールを使ったものでした。
自分の作ったゲームを不特定多数の人に遊んでもらうのはこのSRCが始めてだったので感動しましたね。

2.作ったゲームは完成させること

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●クソゲーを作る
まず、最初のうちは面白いゲームを作るという考えは捨てましょう。
クソゲーを作るべくして作るのです。
作ってるうちに面白いかどうかわからなくなって続きを作るのをやめてしまう現象がありますが、これを避けるためにクソゲーを作るつもりで作る。
面白いかどうかは置いておいて、最後まで完成させるのです。
最後までやりきって1本のゲームを完成させたという事実があなたの実績になります。
最初のうちは小さいクソゲーを量産していくのがオススメです。
そこからちょっとずつ学んでいって、面白いゲームが作れるようになっていけばいいのです。

●ゲームを完成させるコツ
完璧主義を捨てましょう。
ゲームを作ってると、もっと面白くやれるはずと思ってあれこれ悩んでしまうことがあると思いますが、その辺りはほどほどに切り上げて妥協していきます。
完璧を目指そうとしたらきりがないので、良くなかったなという部分に関しては次回の課題とすれば良いのです。

3.完成したゲームはネット上で公開すること

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●ゲームは遊ばれるまでわからない
完成させたゲームはネット上に公開しましょう。
初めて作ったゲームでもクソゲーでも容赦なく公開していきます!
「クソゲーなんて公開したら叩かれそうで怖い!」と思われるかもしれないですが、「初めて作ったゲームです」ときちんと伝えてから公開すれば、そこまでボロクソに言われるようなことはないはずです。
仮に言われたとしても、クソゲーを作るべくして作ったのですから、当然の反応と思って受け止めていきましょう。

●フィードバック(感想)から学ぶ
中には厳しい感想などを言われることもあるかと思います。
ただ、その感想には学べることが大いにあります。
自分では良いと思っていた要素があまり受けが良くなかったり、その逆もあります。
自分の面白いがユーザーの面白いとは限りません。
これは作ったゲームを公開するまでわかりません。

よくあるのが自分では簡単だと思っていたものが、ユーザーには難しすぎてクリアできないっていうところですね。
この辺りの感覚は繰り返しゲームを作って公開してを繰り返すうちに段々とわかっていくようになります。
ゲームを公開しなければ厳しい意見で傷つくことはないかもしれませんが、ただ作っただけでは獲得経験値は半減です。
ゲーム制作を仕事にするのであれば厳しい意見をもらうことは避けられないので、慣れるためにも作ったゲームは遠慮なく公開していきましょう。

●そもそも感想がもらえない場合
残念ながらありがちな話ですね。
厳しいようですが、反響がないというのも一種の反響です。
主な原因としては、公開する場所が悪い、ユーザーが少ない界隈、見た目が地味すぎて目を引かない、などが考えられます。
どうしてもという時は家族や友人に直接やってもらう、あるいはネット上でも興味のありそうな人を探して直接プレイして感想をもらえないか頼んでみるなどしてみてはいかがでしょうか。
(僕もSRC時代にあまりにも誰にもプレイされないので直接お願いしてやってもらったことがありました)

まとめ

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作ったゲームは必ず全て完成させて全て公開する。
僕が20年以上徹底して続けていることです。
その結果、公開ゲーム数は70本以上になりました。
この経験がなかったら、今ゲーム制作を仕事にすることはできていないと断言できます。
もちろんこれが全てではないですが、これから個人でゲーム制作を仕事にしたいと考えている方であればやって損はないはずです。
作ったゲームは全て完成させて、全て公開して、フィードバックから学ぶ。
シンプルにこれの繰り返しでゲーム製作者としてのスキルは格段に上がっていくと思います。
ぜひ実践してみてください。

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