コンプレックスだらけで自分の事が大嫌いだった。(続編2)


物心ついた頃から髪型、顔、体型、性格、どれをとっても自分が憧れる人物像とはかけ離れていた自分が大嫌いだった。

骨が浮き出るほどのガリガリ体型
女の子のようなオカッパ頭
目よりも大きく太い唇
寝てるんじゃないかと勘違いされるほどの細目
ネガティブ思考。

小学生の頃にはすでにコンプレックスというものを気にするようになっていました。


そんなネガティブな自分とは反対に
明るくプラス思考な元気のいい人に対して
憧れてる反面、違う世界の人だから近づきたくない。という気持ちもあり自分から友達との距離を
離していくタイプでした。

友達付き合いがうまくできない自分の遊び方は
家にひきこもってゲーム、漫画、映画、アニメばかり。いわゆるオタク気質なんだと思う。


中学生になり異性を気にするようになった頃
容姿のコンプレックスに対しての意識は
強まるばかり。


今の時代のように男子がメイクする人は1人もおらず、顔を変えることは無理なんだと諦めていました。
だけど、髪型は変えることができる!
髪型だけでも変えてみたい!
そう思った中学2年の頃
1000円カットの床屋にしか行けなかった自分は、そこでヘアカタログを開き、ずっと眉間にシワに寄せながら真剣に髪型を探した。

その中からこれだ!って思った髪型をオーダーする。
カットの最中は今の自分が少しでも変われるかもしれない!という気持ちや慣れない環境でのカットにドキドキ、ワクワク、緊張、色んな気持ちが混雑していました。
そのせいで聞かれていることとは全くチグハグの返答をしてしまったりしてして、うまく会話のラリーもできなかったのを今でも覚えています。

そうこうしてるうちにカットは終わり
シャンプーをしてくれて
髪を乾かす場面にさしかかるとき
自分の姿が別人のように変わってる想像が膨らみ
さらに目に力が入る。

早くあの憧れの髪型になりたい!
そう思っているとき
担当の美容師さんが鏡を持ち仕上げを見せてくれた。「仕上がりどうですか?」

その時の僕の心境は
この人何を言ってるんだろう?まだ完成してないじやん!が素直な感情でした。
自分のオーダーした髪型とはかけ離れており
むしろ1番嫌いな女の子のようなオカッパ頭に
磨きがかかってるではないか!!!

この人はオーダーした髪型の事を忘れてしまったのか、ただ腕がなかったのかは分かりませんが全く別物の仕上がりにガッカリ。だけどうまく自分の意見を言えない自分は不満な事も伝えられず、そのまま帰るしかありませんでした。


その後も理想の髪型にしてくれる床屋さんを探すために1000円カットのお店を転々としていました。

しかしどこにいってもオカッパ頭のような仕上がりになるので自分の髪の毛ではもうかっこいいヘアスタイルもできないんだ。。と諦めるようになり
美容室に行くことも楽しみどころか
ただボサボサの長さを切りにいくだけの
毎回嫌なイベントでした。

次回『ついにネガティブ思考を克服!そのきっかけとは?』

について書いていきます!

今回も長いブログ読んで頂きありがとうございます!
ぜひ次回も見て頂けると嬉しいです!

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