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読書記録#2「嫌われる勇気」を読んで、変わったこと

日本人は不安遺伝子の保有者が多い
と聞いたことがありますが、
私もそこから漏れることなく、
その遺伝子を継承していると思います。

心配性かつ起きてしまったことを
くよくよ悩み(とくに人間関係)
そこから数日間立ち直れない、
常に頭の中を、不安や悩み事で
いっぱいにしているのが
10〜20代の日常でした。

そのため、小学生の頃から好きだった読書は、
学生→社会人になると、
選ぶ分野が
小説→これを読めば幸せになれるよ
的な自己啓発本に変わっていき、
これまで100冊以上は読んできたと思います。

ですが、「嫌われる勇気」に出会ってから
この本の内容ほど、仕事やプライベートで
自分がネガティブ感情に陥ってしまったとき、
役立つ思考法が無いな、と思えてきた結果、
最近は自分の興味関心分野の本を選ぶことが
増えてきたな、と感じています。

この本を私なりに要約すると

他人は自分(私)のために生きているのではない
他人は他人のために生きているのだから、
相手のことをコントロールしようとするのは時間の無駄。
だから、今自分ができるのは、やるべきこと
(仕事もプライベートも)に、全集中して取り組むこと。
それが、幸せに生きるための第一歩

です。

同時に「幸せになる勇気」も読んだので
2冊の内容が混じっているかもしれませんが、
とにかく、この本を読んでから、
常々の悩みが減ることはありませんが、
悩み出してからのリカバリー力が
格段に上がった気がします。
(これだけでは無いと思うのですが・・・年の功?)

以下は、自分が印象に残った部分を
書籍からそのまま引用した備忘録です。

p27
過去の原因ではなく、今の目的を考える人間は過去の「原因」に突き動かされる存在ではなく、現在の「目的」に沿って生きている
p63
短所ばかりが目についてしまうのは、あなたが「自分を好きにならないでおこう」と決心しているから
p92
誰とも競争することなく、ただ前を向いて歩いていけばいいのです。健全な劣等感とは、他者との比較のなかで生まれるのではなく、「理想の自分」との比較から生まれるもの
p147
あなたにできるのは「自分を信じる最善の道を選ぶこと」それだけです。一方で、その選択について他者がどのような評価を下すか。これは他者の課題であって、あなたにはどうにもできない話です。
p154
例えば育児の場面で、子どもがなかなか靴の紐を結べずにいる。忙しい母親からすると、結べるまで待つよりも自分が結んだ方が早い。でも、それは介入であり、子どもの課題を取り上げてしまっている。そして、その介入が繰り返された結果、子どもは何も学ばなくなり、人生のタスクに立ち向かう有浮きがくじかれることになります。「困難に直面することを教えられなかった子どもたちは、あらゆる困難をさけようとするだろう」
p205
人は感謝の言葉を聞いたとき、自らが他者に貢献できたことを知る。人は、自分には価値があると思えたときだけ、勇気を持てる
p226
自己への執着を他者への関心に切り替え、共同体感を持てるようになること。そこで必要になるのが「自己受容」と「他者信頼」そして「他者貢献」の3つ
p253
幸福とは貢献感

嫌われる勇気 岸見一郎、古賀史健

産後の断捨離で、ほとんどの自己啓発系の本を
メルカリで売るか、捨てるかしましたが、
「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」
この2冊だけは、手元に残しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。