体調が悪い中でもできたという経験は危険
これがパニック障害で誤解されている1番危険な思考だと思っています。
体調が悪かったけど、仕事できた。
体調が悪かったけど、ご飯を食べられた。
体調が悪かったけどウォーキングできた。
などなどいくらでもあります。
これは体調が悪いとだめだと悲観するのではなく、体調が悪いながらもできたという成功体験が必要という考えだと思います。
しかし現実はどうでしょう?
それで成功体験になりますか?
なるわけないです。
むしろその状況=体調が悪くなると頭が誤作動を起こす始末です。
そもそもパニック障害の方は頑張るのが得意であり、みんなができない状況でも出来るようにしてしまう人です。
なので言い方を変えれば、体調が悪い状況でも無理して頑張るのは当たり前に出来るのです。
だから治りません。
逆なのです。
体調が悪いから頑張らずにやめなきゃいけません。
体調が悪かったから仕事を休んだ。
体調が悪かったからご飯を残した。
体調が悪かったからウォーキングをやめた。
この体験が必要なのです。
やらない、頑張らない成功体験が必要になります。
パニック障害の方にとってはこっちのほうが難しいのです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?