リモートワークで感じた事@家庭
久しぶりのNOTE。
激しく、お久しぶり〜。
3月から今日まで、およそ3ヶ月間。
ずっと家にいました。実は今も家に居ます(笑)。
勤めている会社は、新型コロナが大きく流行する前の2月末から先制的なリモートワークを始め、緊急事態が解除された6月も、リモートワークが推奨されています。いきなり始まった私のリモートワークは、早々と3ヶ月を超え、4ヶ月目に突入したのです(笑)。
今日は、いきなり始まったリモートワークで感じた事をまとめたいと思います。
リモートワーク反対だった私
そう。今までの私はリモートワークに、「反対」でした。
反対の理由、「不安」。
仕事してないと疑われるかも知れない。家にいる事で自分が怠慢するかも知れない。会社の皆においとけぼりにされるかも知れない。などなど。
いわゆるデザインが仕事だと、毎日何かが出る訳ではない。むしろ、出ない日が多い。オフィスに行って座っていると、何かと気が楽になりましたね。
そして、コミュニケーションの「ロス」。
対面コミュニケーションには圧倒的な情報量がありますよね。表情とか、その場の雰囲気とか、声のトーン、顔の筋の動きなど。直接話したからこそ、わかる非言語情報がギュッと詰まっている。リモートでは得られない情報です。
他にも、家だと仕事に集中できない、子供が邪魔で仕事できないなど、いろんな理由を山ほど挙げられますが、兎にも角にもリモートは始まってしまったのです。
いざ、リモートワークへ
リモートが始まっ直後はとても便利だと感じました。
例えば、朝の通勤時間を利用してマスク買いに並んだり、昼休みの時間には退勤後は空っぽだったスーパーの買い出しにも行けたり。
でも、1週間が経つと…辛い。
肉体的にも精神的にも違和感を覚え始めます。
私が居住している狭い家は、要するに寝るだけの家。仕事ができる空間ではありません。たったの1週間で、生産性は落ちまくり、腰は痛みました。
オフィスの快適な椅子、広いデスクが恋しい。
3月から感染者は増え、市中の危機感も高くなりましたね。そして、子供達の休校が決まり、緊急事態宣言へ。すると、主人もリモートワークになりました。60平米ちょっとの家に、大人2人、子供2人。
狭苦しい…
ママのリモートワークは、戦争
リモートワーク中、主人は1階の部屋にいます。
ずるい!本当にずるい!(でも、喧嘩する気力はありません。)
ママのワークスペースは、自然と子供たちの隣になります。リビングだったり、キッチンのテーブルだったり。
仕事中に子供たちには学校の課題を渡しますが、集中力は10分で終わり。質問ぜめやパソコンの画面を覗いたり、ちょっかいが続く。
そして、家族全員は何かと「ママ」を連呼。
爆発、そして家庭内ルール決め
リモートワークになって、何かと会議も増えました。オフィスにいる時は自然とできていた雑談の為だけにもビデオ会議が設定されました。
開発の仕様確認にも、テキストだと伝わりにくいからすぐに会議になります。ママは、パソコン越しの会社の人からも、物理的に同じ空間にいる子供からもずっと話を掛けられていたのです。
これが3週間続いた3月末、私は爆発しました。
「もう!やってられない!!!!!!!」
家族のみんなが目がキョトン。
それで、家の中に会社と同じ時間割を適用する事にしました。
朝9時から12時までが午前の業務。
→ 子供達も45分勉強、15分休憩で3タイムを回します。
12時から13時までは昼休憩。
→ 昼ごはんは主人が用意する。
13時から15時まで、午後の業務1。
15時から15時30分まで、大休憩。
15時30分から17時30分まで、午後の業務2。
17時30分になったら、子供たちは休憩へ。
→ 漫画、ゲームがOKに。
18時30分、私が終業。
→ 夕飯は私が用意。
この時間割と役割分担ができてから、私も少しは楽になりました。
子供と一緒
でも、狭くたって何だって、リモートワークは楽しい。
それは、このリモート期間中、休校のおかげで子供達と毎日24時間、同じ空間で同じ時間を共有できたから。
普段は学校へ、会社へと其々の場所へ出ていた家族がずっと一緒にいる。また、互いの距離が近い、だから何でも見えちゃう、わかっちゃう。子供達はママの仕事を見て、ママも子供達の勉強や遊びが見れました。
今までは漠然としか捉えていなかった事が、綺麗で鮮明にわかるようになる。お互いの理解が深まる、視線も共有でき、頑張っている事が言葉だけじゃなくて、本当にわかったのです。
ママも頑張ってるから、私も頑張ろう。
娘も毎日頑張って練習しているから、私も頑張ろう。
まとめ
生産性の観点からだと、子持ちのリモートワークはまだまだ課題があるかもしれません。労働時間だって、昼間にロスした分を夜にリカバーしたりするので、夜遅くまで仕事をしている事も多くなりました。
でも、単に時間が伸びたから、ワークライフバランスが悪くなったとは思ってません。仕事の始まりから終わりまでの時間は伸びて、生活と仕事がまぜまぜになっているけど、だからこそワークライフバランスが取れてるんじゃない?と感じたのです。
結論は?
リモート万歳!
サポートしてくれると嬉しくて倒れるかもしれません。