捨てられない執着心

執着心、人間はこれから完全に逃れることはかなり難しい。悟ったというのは状態でその状態を維持し続けなければ執着心などから解放された状態を維持できない。
執着するものやことも色々な種類があり経年や自助努力などでうまく手放せるものもある。しかし全ての執着心を無くすのはどうだろうか。

メタ認知することで執着心と一定の距離を保つこと。ああ自分はこういうことに執着していてそれを捨てられないんだなと認知するということの重要性である。さらにその執着していることが自分に対してどういう影響を与えているかをよく観察してみる。そして明らかに自分に対して不利益を生じていると思える事象が発生しているなら対処したほうがいいだろう。

執着心があって困ると思い悩むことって実生活において顕在化しているかといえばどうであろうか。執着した結果が後になって後悔として押し寄せてくる方が多いような気もする。執着することでうまくいくこともあるので一概には言えないのも、もどかしいところである。