私の病歴:乳がんになるまで
乳がん治療について、告知から手術、退院まで書いてきた。ここから次のステップに進むにあたり、私の持病が今後の治療に影響を及ぼすので、一度これまでの病歴を書き出したいと思う。
プロフィールに書いている通り、私は生まれてからずっと色んな病気を患ってきた。完治しないものや、進行性の病気もあり、現在進行形だ。
・変形性股関節症
生まれて間もなく股関節が外れていることがわかりギブス、装具をつけても改善せず手術。今も大腿骨が極細!折れたら終わり!?という爆弾を抱えている。
・小児喘息
小学校低学年まで頻繁に発作を起こし肺炎を起こした事もあり。発作を起こした時、「死ぬかも」と本気で思った。今は完治している。
・水腎症
5歳の頃、喘息で入院中に頻繁に「お腹が痛い」と言うpanda。検査の結果腎臓に水が溜まっていることが分かり手術。今は完治。
・多発生骨端異形成症
幼稚園の卒園記念品作成で手型を取った時、指先と掌だけが写っていることに気づく。第一関節、第二関節が真っ直ぐに伸びないのだ。他にも手首や肘も曲がっていることが分かり、全身の関節が歪曲している…。病名は16歳の時身体障害者手帳交付手続きの際に無理くり主治医に付けてもらった。病名としては無いものらしい。。。
・網膜色素変性症
幼い頃は近視と言われ治療していたのに、4年生の頃「遠視」と診断され治療(矯正)するには手遅れと言われる。またこの頃「弱視」とも診断され、いつか失明すると言われた。
大学4年の頃、近くが急激に見えなくなり、その時「網膜色素変性症(難病)」と診断された。この病気は視野がどんどん狭くなり最悪の場合失明するという。
・鼠径ヘルニア
別名「脱腸」と言われるもの。40代男性に多く発症し、重量物を持ち上げる作業が多いと発症しやすい。当時の私は20代、重い物も持ってないけど何でなったんや?と思いながら手術。
・僧帽弁狭窄症
29歳の時会社の健康診断で「心臓が大きくなってる」と言われ検査したところ僧帽弁が石灰化していて弁がほとんど動いていなかった。開胸手術で機械弁を置換した。その影響でワーファリン(血液をサラサラにする薬)を一生飲まなければならなくなった。
・膝部黄色腫
左膝にイボのようなものがあり一度皮膚科に行ったら「悪いものではないでしょう」と言われたのでそのまま放置。するとどんどん大きくなって色も濃くなっていった。スカート履くのも膝が出るのが気になり始め、別の皮膚科を受診。大きい病院で手術となった。
家族からは「もっと早くに病院行ったら手術せずに済んだんじゃない?」と呆れられた。
イボを切除して病理検査に回したところ「黄色腫」というものだった。これは瞼にできることが多いらしく担当の先生は
「珍しいものを見せていただきました‼︎」と目をキラキラさせていた。。。
・腹壁瘢痕ヘルニア
高校生くらいの頃から胃の上がポコっと出ることがあって、気にはなっていた。でもまた病院に行くのが嫌で放置。
30代後半に入り、時に痛みがあることも出て来たので腹部エコーや胃カメラの検査を受けてみたけど異常なしだった。症状的にヘルニアかな?と思って大きい病院で診てもらうと予想通りだった。今すぐ手術する必要はなかったけど、早めに処置してもらおうと思い自発的に入院、手術を受けた。
簡単に挙げただけでこんなに。次から次に病気になったもんだ。
昔「技のデパート」と言われる舞の海さんがいたけど、私は「病気のデパート」ですね。笑
次回からは乳がんのお話に戻ります!
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