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涙腺が緩くなるということ。

歳をとると涙腺が緩くなる(涙もろくなる)と言われるけれど、あれは本当だと思う。
私は元々涙もろくて、昔(子どもの頃)からテレビドラマも目をウルウル🥺潤ませながら見ていた。
兄からは【感動マン】というなんとも陳腐なあだ名を付けられバカにされていた😅
ドラマの主人公に感情移入してしまうというのもあるけれど、当時から感じていたことは、音楽に大きな影響を受けて涙を流してしまうということ。もう作り手さんの作にハマってしまうのだ。
だから観月ありさ主演の「ナースのお仕事」でさえ、毎回泣いていて、その事を友達に話すと「え?あのドラマってコメディ要素強いよね?!」と驚かれ、共感はしてもらえなかった💧
もちろんコメディ要素は強いけど、毎話シリアスな場面もあって、主人公の朝倉いずみの失敗、葛藤、決断や成長が描かれる時に涙が溢れる…それが私の決まり事だった。

そしてバラエティ番組を見ていても泣くことはあった。それはナインティナインやよゐこが出ていた「めちゃイケ」だ。岡村さんのオファーシリーズで、SMAPやEXILEの LIVEに出演するため必死に練習する岡村さん。ライブ本番のバックヤードで矢部さんが見守るのをテレビの前で見守る私。お笑い番組という事も忘れて毎回泣いた。
そして岡村さんと矢部さんの2人の関係が描かれる企画ものも、毎回泣いていた。

そんな私の涙腺は歳と共にさらに緩くなっている。

ゆずがデビュー25周年ということで「金スマ」に出演していて、「心に残るゆず曲」がランキング形式で紹介されていた。
この企画、私の涙腺には荷が重すぎました😓
たくさんの曲の紹介と共に芸能人や一般の方が、その曲にまつわるエピソード等を話されていて、その話を聞いた後、曲が流れているのを聴くと自然と涙が😭
特に「嗚呼、青春の日々」の時にはなんとも言えない感情が溢れて、自分の友達の顔が浮かび耐えられなかった。

番組の途中で、あれ?私、こんなに(泣くほど)ゆずのファンだったっけ?💦と思ったほど。。

でもこの涙、ファンとかそうじゃないとか関係なく、2人の人間性やこれまでの歴史、一曲一曲に込められた想いやその曲を聴く人の中で生まれたエピソードがストレートに私に刺さった結果なのだと思う。
そしてそれは加齢と共に涙腺が緩んだという事もあるのだろうけど、たくさんの想いを受け入れ自分の感情に変換できるようになったという事なのかもしれない。

もしかしたら「歳をとると涙腺が緩くなる」というのはそういった人生の経験値や感受性の成長も含めての意味なのだろうか。

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