就活
「部員100人の部活で部長を務めました」「アメリカに1年留学をしていました」それが何だ。
グループ面接で隣の学生の、自己アピールという名の自慢話を冷めた気持ちで受け流した。
就職活動では、弱冠21歳程度の自分を、あたかも「大した人間」であるかのように見せるように求められる場面が往々にしてある。
だから「話を盛る人」「小さな嘘を平気な顔でつける人」の方が評価されている気さえする。就活はなんとも理不尽だ。
私はたとえ報われまいが、嘘をついてまで内定を得ようなんて全くもって思わない。自分にもひとにも正直に。がモットーだからだ。
何も着飾っていない自分を認めてくれる会社に出逢うため、今日も真っ黒のスーツ、真っ黒のパンプスで歩いていく。
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