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ハートがピカッとして動く

シンガポールからおはようございます、
パンダママです🐼


私の長男5歳
それはそれはユニークで面白い性格をしています。お隣の赤ちゃんは、いつも長男を見ると声を出して笑います。面白いオーラが出てるのかなと親バカですが感じています。
そんな彼の面白さを、次男が産まれるまでは心から楽しんでいました。

次男が産まれて、余裕のよの字もなくなる日々で、上の子ファーストもままならず、彼は寂しい思いをたくさんしたと思います。
産後に住んでいた実家ではじーじにべったりし、里帰りを終えシンガポールに戻ってからはパパにべったり、依存の様にも見えました。

それはきっと、私に近寄りがたく、心から甘えられなかったから、彼なりに落ち着く場所を見つけていたのかなと思います。

長男はニヤニヤヘラヘラしてる事が多く、寝不足やタスクの多さにピリピリしている私は、ついイラッとしてツノが生えたママになり続けてきました。


最近次男も大きくなり、長男と2人の時間を心掛けて作っています。
長男は、毎朝バスでスクールに通い、帰宅は17:30。平日は帰宅するとあっという間に就寝時間。
その為、週末に2人で近くの街に出かけたり、クリスマスには丸一日2人でツリーを見て回るデートをしました。
手を繋いで歩き、バスの中ではあれやこれやとお喋りをし、息子との時間を楽しみます。
お喋り上手な息子とは、面と向かって話をすると、会話が弾むのです。


昨日は長男の健康診断の日でした。
自宅から離れた街の日系クリニックに出向きました。スタッフの方に話かけられるといつものように人懐っこくあれやこれやとお喋り。
母でもびっくりするくらい、彼は人と打ち解けるのが早い。
日本人のスタッフさんだけでなく、シンガポーリアンのスタッフさんとも楽しそうに英語で話したり、笑顔で非言語コミュニケーションをとったりしていました。


約2時間の健康診断のあと、2人でスターバックスでお茶をしました。

ちょっとした事を、息子は面白く表現したので、

『なんでそんな面白い事が言えるの?』
と、尋ねると

『ハートがピカッとしてら動くんだよ、そしたら面白い事が言えるんだよ!』
と、応えたのです。


その、子どもらしくロマンチックでユニークな表現に私は心底感激しました。

この感性は絶対に大切にしないといけない。

私は自分が見ても夫が見ても、怒りすぎた育児をしています。ここを頑張ってやめようと思うととてもしんどくなる。

そうではなく、息子たちの良いところにもっと目を向けよう、そうすると自然に怒りすぎることも減るのではないか!そんな事をママ歴5年、感じる出来事でした。


寂しい思いもさせて、理不尽な思いもさせている長男。未熟な母で申し訳なくなります。

次男が産まれて本当の意味で子育ての大変さを実感し、生々しい毎日を送っています。

心がけて作る長男との時間はいつも私に色々な気づきがかります。

こうやって、一人一人と向き合うことは、子育てにおいても、夫婦にとっても、家族や友人、そして社会でもとても大切なこと。

もっともっと息子たちと対話を通して、彼らの面白さや優しさ、良いところを感じ取っていきたいなと思った1日でした。


パンダママでした🐼