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育児では赤ちゃんに期待してはいけない

二人目の子供が生まれてから1ヶ月経ったので育児について思っていることを書き綴りたいと思います。
良いことも大変なことも含めていろんな経験ができるのが育児。
男性目線で感じたことを共有して、皆さんの心の支えになれたら幸いです。

赤ちゃんが母体の中で育つことの凄さ

母体の中で赤ちゃんが育つのって凄いですよね。
その分、お母さんにはかなりの負担がかかっています。
男性である自分には体感することはできないですが、
以下のことを知ってから自分が想像していたよりも
もっと大きな負担がかかっていることに気づきました。

地球の誕生が約46億年前
人類の祖が誕生したのが約20万年前
地球が誕生してから人類が誕生するまでに約45憶9980万年
母体の中で赤ちゃんが育つのは十月十日(約310日)
つまり、お母さんの1日=母体の中の赤ちゃんの約1483万年に相当する

お母さんが重い洗濯物を持ったり、買い物に出かけたりして疲労が溜まる1日があったとしたら、赤ちゃんにとっては1500万年近い負担がかかっていると考えたら、お母さんに無理させちゃいけないって理解できますよね。
赤ちゃんが成長するというより進化している過程をお腹の中で支えているわけだから、父親ができることぐらいはしてあげた方が良いんじゃないかなと思います。

産後の母体ってどれぐらいの負荷がかかっているの?

よく時速40㎞の車に正面衝突されたぐらいなんていう表現を聞くことがあります。
上記の通り出産する前の時点で体力的、精神的にかなりの負担があって、
そこから出産という過程を経て、無事に赤ちゃんが産まれるわけなので、
あながち間違っていない表現ではないかなと思っています。
また、出産後の女性はホルモンバランスが乱れやすいという話も聞きますので、そういった面でも負荷は大きいと思います。

赤ちゃんに接する時の心がけ

赤ちゃんに接する時に自分がしたことの中で一番間違っていたなぁと
思ったことは「赤ちゃんに期待すること」でした。
1人目の子供が2歳になりましたが、いろんなことで振り回されて
その度にイライラして、でもそんな自分に罪悪感があって…
そういうことを考えながら月日が経っていき、最近になって気が付いたこと
それが、「赤ちゃんに期待しないで感謝すること」でした。
例えば、頑張って作ったご飯を一口も食べてくれない、保育園に行くのになかなか服を着替えさせてくれないなど、息子が期待通りに動いてくれないことにイライラしていました。
ただ、「息子は自分の所有物ではない」し、「自分の意志でいろいろ考えながら成長している」ということを考えるようにした時に出た答えが、「息子に期待せず、感謝する」ということでした。
期待する=親のわがまま だと思うようになってからは何をされても、いろんな成長のための一歩なんだなと思えば、許せることは増えていくと思います。
それでも、たまにイライラしてしまうことはありますけどね…

育児を手伝うってなに?

育児って手伝うものなのかなっていう疑問が常々頭にあります。
手伝うって言葉のニュアンスには「女性が育児をするのが当たり前で、そのサポートを男性がする」という意味を含んでいるような気がしています。
そもそも育児は二人で行うべきことだと思っているので、自分は育児は手伝うという感覚はありません。
片方が家事をしている間は片方が育児をする、役割分担をしているだけです。
なので、イクメンという言葉も正直かなり嫌いです。
育児を積極的にする誉め言葉みたいな使い方をされますが、それが当たり前だと思っているのでそんな言葉は必要ないと思える世界になって欲しいですね。

妻に専業主婦を希望するのってどうなの?

これは賛否両論あると思いますが、基本的には妻側の意向に合わせるのが良いんじゃないかなと思います。
妻が働きたいと言っているのに育児のために専業主婦になれというのは、人権侵害だと思います。
そういう男性ってだいたい育児しないだろうし、専業主婦なんだから家事育児は女性がやるべき!みたいな理由付けにしたいんじゃないかと思います(偏見ですが)
妻である前に女性であり、一人の人間なので、その自由意思を踏みにじる決断は許されるべきではないです。
もちろん、本人が専業主婦を希望している場合は良いと思います。

赤ちゃんは完全母乳とミルク混合のどちらが良い?

これもお互いに納得の上で決めたのであれば良いと思うのですが、
個人的にはミルク混合の方が良いのかなと思っています。
理由としては大きく2つあります。

完全母乳だと保育園に預けられない
 ⇒保育園内でミルクをあげられないため
お母さんの負担がかなり大きい
 ⇒夜泣きの時などミルクが飲めれば父親が変われるがそれができない
 ⇒息抜きに一人で出かけるために誰かに預けるといったことができない

あと個人的には、せっかくだから子供に哺乳瓶でミルクをあげるという経験を父親にしてほしいなというのもあります。
期間限定でしかできないことですし、とても素晴らしい経験になると思います。

まとめ

最近、下のことが夜泣きすると上の子も起きちゃったりして、エブリデイナイトフィーバーしてますが、期間限定イベントだと思って、家族みんなで楽しく支えあっていければよいなと思っています。
大変なことも多いし、むしろほとんど大変なことですが、子供から学ぶことも多いので、ほどほどにゆるゆると過ごそうと思います。

育児でストレスが溜まっている方や、妻を支えたいけどどうしてあげたらよいか分からない新米パパなど、この記事が少しでも多くの方のお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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