星野源 #1 - くだらないの中に
星野源 / くだらないの中に
作詞: 星野源
作曲: 星野源
( シングル "くだらないの中に"
アルバム "エピソード" 収録 )
この曲は、YouTubeで源さんのライブ映像を見ていた時に見つけて知りました。
先にそのライブver.を好きになったのですが、
今は原曲も好きです。
原曲だと、まだ垢抜けない感じの源さんの声にじんわり、ほっこり、します。
ライブver.だと、垢抜けたかっこいい源さんのまっすぐに響く声に心打たれます。
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この曲には夕日のイメージがあります。
なんでだろう。
アコースティックギターの音色が、曲全体を通して温かく響きます。
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この曲の歌詞について、書いておきたいことが2つあります。
1つは、Aメロと言ったらいいのか、その部分の歌詞。
魔法がないと不便だよな
マンガみたいに
希望がないと不便だよな
マンガみたいに
ふつう、逆に書くと思うのです。
マンガみたいに魔法が「使えたら」いいのに。
マンガみたいに希望が「あれば」いいのに。
こう、”たられば”で書かずに、
魔法があること、希望があることの方が普通であるかのように語られている。
この歌詞がこの曲の温かみを増幅させているなぁといつも思います。
そうだ、ないんだから、「不便」なんだ。ちょっと辛いのも仕方がないことなんだ。そんなもんだな。ちょっと安心した。
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もう一つは、素敵な間奏の後のCメロの歌詞。
僕は時代のものじゃなくて
あなたのものになりたいんだ
ライブver.では、源さんがより力強く、視線をまっすぐに強くのばして歌っている姿が印象的です。
強い、愛のこもったことば。
でも、そういう意味だけではなくて、
どこで読んだのか忘れてしまいましたが、
源さんは、自分が作り発表するどの曲も、
”聴いてくれるあなたのものになりますように”と、願っていると。
そういう意味を込めて書いたと。
この言葉を知って、源さんのいろいろなインタビューを読んだり聴いたりして、
本当にまっすぐな気持ちで音楽を作り届けてくれているんだな、と感動します。
そして、どの曲にも力強さと熱量を感じるのです。
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私の中で、この”くだらないの中に”と”くせのうた”が源さんの初期の名曲だなぁ、と思います。
その”くせのうた”も紹介したいのですが、
でも、先にノートにしたい曲があるので、次はこちらを。
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