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36 ほんとうのこわい話(not怪談話)

夏がやってきました。我が家の谷の住人たちもうれしそうです。フィンランドは夏が短いですからね。
全員水浴びしました。パパはシルクハットごと水を浴びました。
湿度90%で低気圧の梅雨に比べれば、太平洋高気圧のほうがありがたい。
掃除や洗濯が捗るので、暑くても盛夏の方がいいです。ま、暑すぎですけど。

洗濯や掃除をすると、何事もシンプルがいいなと思います。掃除機や雑巾がすいすいと動かせるように床にはあまりものを置かない方がいいし、ほこりを溜めないようにラグ類を置かないようにしてます。
洗濯も洗濯機で毎日ガンガン洗えるような服しか持ってません。天然素材の服、ノーアイロンで着られる服が好き。

私には、シンプルな方が仲良くできる。
それは人も同じ。

でも、ふと気づくと自分がシンプルな状態でなくなっている時がある。気がついて愕然とする

それは、
まだ起こってないことに腹を立てたり恐怖したり、
自分の体験ではないことを情報としていれすぎて過敏になったり。

口から出る言葉が単なる知識になってて、血肉じゃなくなってる時がある。
「あれ?これ私の体験じゃないし、私の意見でもないよな」みたいな知識に支配されてる時がある。

具体的には、
「あるべき妻の姿」を考え始めて「なりたい私の姿」から離れてみたり。
「男なるもの」を見つめようとして「目の前の夫」から離れてみたり。

いやだ、なにこれ!
みたいなことが良く起こってます。

多分この国ではそれは「世間」という言葉を指してる気がします。
「世間」に惑わされると簡単に実体のない多数派に飲み込まれる。
いけない、いけない。

私自身も常に洗濯、常にお掃除。
シンプルな構造で、潔く生きていこう。


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