だが、情熱はある。

だが、情熱はある。
というドラマにはまっている。
あらすじとしては、オードリーの若林と南海キャンディーズの山里のユニット、たりないふたりの最後のライブまでの話と思っている。

役者の皆さんの憑依っぷりが怖いくらいに似ている。
そこがすごい。
普通の人のようでちょっと普通じゃないその人の癖、話し方、たたずまい、
それをモノマネでないようにあたかも本人の内からにじみ出てるものとして演じる役者魂がすごい。
そこについ見入ってしまう。
鬱々としていて、周りの人に感謝したくなるようなモラトリアム期間を、
上手に表現しているその雰囲気がすごい。

時系列が時折行ったり来たりするところは、ちょっとわかりにくいし、
だからこの時、ここで出会ったのね、ここでこうなるのね!!
みたいな歴史大河ドラマの壮大な期待をするとちょっと違う。

芸能界で成功されて今まさに活躍されているお二人を思いながら、
もう既に出てしまっている結果と過程を行き来しながら、それでもこれはまだ過程です、俺たちの青春は終わらないって言い張るような、
ちょっと痛い、羞恥心が刺激され、目が離せない作品になっている。



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