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中医学が考える老化と対策について

私達の体は、20〜30代頃に肉体の絶頂を迎えると中医学では考えます。これは五臓の”腎”が変化するからです。若さの秘訣はその腎にあります。腎は腎臓ではなく、成長、発育、生殖を担う、生命力を蓄える機能のことを指しています。

腎が弱ると、めまい、むくみ、手のひらや足の裏の火照り、心臓部の火照りやソワソワ感、頻尿や尿量減少、呼吸の浅さ、倦怠感、骨の弱り、髪の弱り、歯の弱り、耳の弱り、生殖機能の弱り、怖がりやすくなったりします。

足腰が弱るし、手足がほてるし、不安や恐怖感が強くなるし、記憶力も落ちるし、、、、要するに“老い”ですよね。ただしこれは誰しもに訪れることなので、あらがってもしょうがないんですが、できるだけ最小限にしたいですよね。

その腎を元気に保つ方法、“補腎”の話を今日はしましょう。


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