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市制60周年チーム×東村山編集室【前編】

令和6年4月1日に市制施行60周年を迎えた東村山市。市役所で働く有志メンバーによってプロジェクトチームが立ち上げられ、このまちをさらに盛り上げる活動をしていると聞きつけ取材におじゃましました。
インタビュー前半は、メンバーの皆さんにプロジェクトチームに参加したきっかけや60周年チームの目標について熱意あるお話を伺ってきました!

今回、プロジェクトチーム10名と事務局3名のメンバーのうち7名の方に参加していただきました。
濵﨑 浩太郎さん(経営政策部 企画政策課)
宮坂 晃平さん(経営政策部 企画政策課)
小林 倫実さん(市民部 市民課 戸籍係)※リーダー
熊田 英男さん(経営政策部 情報政策課)
三谷 祐美さん(教育部 教育政策課)
得田 みやびさん(総務部 人事課 人材育成係)
當間 隆太さん(環境資源循環部 ごみ減量推進課 減量指導係)
(※所属は令和6年3月時点)
お忙しい中ありがとうございました!

東村山編集室参加メンバーは、斎木さんとオキタです。

60周年プロジェクトチームとは?

プロジェクトチームは市制施行60年を迎えるにあたって“庁内の年次の若い職員を中心に東村山100周年に向けて盛り上げていきたい!”と立候補した13名の意欲あるメンバーを中心に令和5年の夏から始動しています。

主にInstagramの企画・運営を実施や、応援サポーターの募集・認定をしているそうですが、応援サポーターの認定登録は50件(令和6年3月インタビュー時)。当初の目標である60件を大いに上回り、プロジェクトに期待を寄せている方が多いことを感じます。
お店や企業だけにとどまらず個人のサポーターさんも多いのだとか。
実はちゃっかりっと私も応援サポーターのひとり。
東村山編集室としても応援サポートに認定して頂いてます。
せっかくならサポーターになって一緒に60周年を楽しんじゃいましょう!
★応援サポーターは令和7年2月28日まで募集中です!応募はこちらから!

プロジェクトチーム発足のきっかけについて事務局である経営政策部の濵﨑さんにお話を伺いました。
濵﨑さん:「経営政策部 企画政策課に異動して2年目。そのタイミングで60周年何かやらなくては。という話があり同じ2年目の3名がプロジェクトチームについて考え出したのがスタートです。」
実は50周年も経験されている濵﨑さん。みんなから愛されている“ひがっしー”は濵﨑さんたち50周年のメンバーが創り出したんだそう。
濵﨑さん:「今回も周年事業なのですが、何が一番難しいかというと職員の気持ちを持ち上げるの難しいんです。50周年の時も各部署から1名ずつという選出方法だったので、今回は自発的に動いてもらいたく手挙げ制にしました。そのおかげで前向きに楽しんで取り組んでもらってると思います。この経験は必ず同期の中でもプラスになるし、成長に繋がっていくはずです。」
と60周年プロジェクトチームへ期待を寄せています。

自主的にプロジェクトチームに参加されたみなさんにも、どんな思いを持って手を挙げたのか、経緯を聞いてみると、、、

小林さん:「私は市民なので、仕事としても市民としてもこの市がもっと楽しく、今まで以上素敵な街になってほしいという思いは職員になる前からありました。」
と東村山市への期待を込めてプロジェクトチームに参加されたリーダーの小林さん。
リーダーが中心となって、応援サポーターを増やすため市内各地の各事業者を自ら足を運んで回っているそうです。1軒1軒回るってとっても大変そうですが、
小林さん:「昭和の人間なので足でしか稼げないんです。(笑)
顔を合わせてお話をして人柄が分かってはじめて、こちらがやろうとしていることや思いが伝わると思うんです。市外在住の職員も多いので、市民代表のつもりで、ここ知ってほしい!というお店などに積極的に伺っています。」
熊田さん:「生活圏ではない場所にも行くようになり新鮮な気分です。自身も街をもっと知りたいなと思っています。」
とメンバー自身も新たな発見、出会いを楽しんでいるのが素敵です。

市役所のお仕事は様々ですが、市民の方と直接かかわる仕事は実は多くはないようです。
熊田さん:「前職ではなかった“地元の為に”という市役所の働き方は新鮮に感じています。普段は市民の方と直接お付き合いがある部署ではないのと、プロジェクトチームのような与えられた仕事ではなくみんなで企画を考えて盛り上げていく、ということを自身も経験してみたいなという気持ちから参加しようと思いました。年齢制限がなくて良かったです!笑」
三谷さん:「街をPRするということをやってみたいと思い参加しました。今は教育委員会のお仕事をしていますが、地域密着の産業振興課やシティセールス課のような街を盛り上げるようなことを仕事としてやってみたいと前から思っていたのでいい機会だなと思い参加しました。」
と市民の方とのコミュニケーションを楽しみにされている職員さんがいることがうれしいですね!

市役所のイメージを変えたい、と教えてくださった當間さん。
當間さん:「入庁した年がコロナの流行が始まった年でした。そのころは市役所というと“お堅いイメージ”があったのですが、コロナ禍を経て今までとは違った形で周知アプローチしていこう!と動画作成やYouTube媒体への投稿を経験しました。」
確かに、役所ってなんだか真面目で堅いイメージがあるかも、、。
自身の経験から、市役所にもっと親しみやすさを感じてもらえたらと参加されたそうです。
當間さん:「地元でもある東村山を盛り上げたいという気持ちと、面白いことを自分自身もしてみたいと思っていたタイミングでプロジェクトチームの募集があり、動画作成等の経験が役に立てばと思い挙手しました。
動画を通して公務員の硬いイメージを変えて、今後若い世代に東村山市役所に入ってもらうきっかけになったらいいなと思います。」

年齢は様々ですが、年次の若い方が中心となっているプロジェクトチーム。
得田さん:「せっかく入庁2年目という若手の時期で、60周年というタイミングが来たなら挑戦してみたいと思ったのがきっかけです。」
とパワーがみなぎっているのを感じますね!
何よりも自らがやりたい!と挙手して集まったチームメンバーたち。
その情熱がお話からもしっかり伝わってきます。


Instagramを使ってまちを盛り上げる

プロジェクトチームのInstagramは4月1日の市政施行60周年を迎えるまで、毎日カウントダウン投稿をしていました。
得田さん:「どんな内容を投稿するのか週に1度は定例会を開いています。60周年に突入するまでのカウントダウンは市民の皆さんから募集した画像で行いました。」

Instagramの投稿より抜粋

三谷さん:「せっかくリーダーが足を運んで応援サポーターさんを増やしていただいているのでそれを使って今後のInstagramの投稿を盛り上げていきたいなと思うし、今後は“東村山市ってこんなにいいところがあるんだな”と東村山市外の方に思っていただけるように発信していきたいです。」

そんな思いから、カウントダウン終了後も週3~4回、市の見どころやイベント情報を投稿をされています。
個人的に注目しているのが、応援サポーターのインタビュー記事“キラリ人”。
アイドルやオリンピック選手など市内でがんばる“キラリ人”に元気をもらえます!

Instagramの投稿より抜粋

気になるInstagramのフォロワー数。
開設当初はなかなか伸びなかったのが毎日投稿をするようになってから徐々にその数を伸ばし、現在は700人ほどのフォロワーが!
宮坂さん:「目標は1000人!60周年事業が終わるころには達成したいですね。」
新たな東村山を発見できる充実した内容をぜひフォローしてチェックしてみてくださいね!
東村山市@市政施行60周年アカウントはこちらから


60周年事業は“地元愛”を育む種まき

市役所では市長のお言葉「100周年を見据えて60周年は種まきをしよう」をもとに色んな事業が進んでいるそうです。
濵﨑さん:「市長はずっと若手職員と何かを作っていけるようなチーム作りをしなさいとおっしゃっていて、それもあってプロジェクトチームは若手中心に声をかけたというのがあります。彼らは40年後もきっと市役所にいるのでせっかくなら働く場所を愛してほしいんです。」
なるほど!
60周年事業は“地元愛”を育む種まき。なんですね!

60周年事業の集大成として【未来年表】を来年の3月に向けて制作していくそうです。
濵﨑さん:「ボードゲームの人生ゲームみたいな、遊んでいくと市の沿革が分かるものにしたいと思っていて。固定マスはすでに決まっている市の事業が入ってくるのですが、空いているマスは市内の若者たちともディスカッションしながらみんなの夢が入っているようなゲームが出来ないかなという所まで話が進んでます。」
【未来年表】は有志職員によるチーム“Desighn H”が企画運営をしているそうですが、60周年プロジェクトチームも周知事業をお手伝いされるそうです。

未来年表は完成したのち、学校や公民館などみなさんが集まる場所で楽しむことができるようになりそうです。
それを子供たちが遊ぶことで地元愛に繋がっていくのも、まさに“種まき”になるんですね!
どんなものが出来上がるのか、今から待ち遠しいです。


⚫︎インタビューしてみて⚫︎
私自身、市役所の方とは窓口でお話するだけの関係でしたが、お話してみるとすごく積極的に東村山について考えてくださっていて、これだけ熱意を持ってプロジェクトに関わっているメンバーのみなさんなら地元愛もすでに花開くレベルなのではないかなーと思ってしまうほどでした!
100周年の時も東村山にいれたらいいな、と思う私も〝種まき〟していきたいなぁ、そして記事としてみなさんにも〝種まき〟できたらいいなぁ、と思いました。
未来年表の完成も楽しみですね!

★プロジェクトチームの皆様が東村山の未来について語ってくれた、
インタビュー後編はこちら
↓↓↓↓

ぜひ合わせてお読みください。

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