市民の楽しみBIGイベント開催、国際マラソンを走ってきました!<マカオ>
海外旅行に行けなくてうずうずしているのは日本の皆さんだけではありません。そう、アジアの小国(ここでは面積が小さいという意味)もまたもどかしい気持ちを抱えているのです。
今回はマカオからの楽しかった思い出のレポートです。マカオというとカジノ、カジノ、カジノ、ごはん、のイメージですが12月第1週の週末のマラソンも市民やランナーの大きなイベントです。
ちなみにマカオの基本情報はこちら▼
面積:約30.8km(最近埋め立ててちょっと大きくなったらしい)
→東京都世田谷区の半分、だいたい東京都の板橋区くらい。
→端から端までは南北で約11km程度、東西4kmとちょっと
人口:68万2800人(3rd Quarter/2020)
澳門特別行政區政府 統計暨普查局より
▶Galaxy Entertainment Macau International Marathon -ギャラクシーマカオ国際マラソン-
「Galaxy Entertainment Macau International Marathon -ギャラクシーマカオ国際マラソン-」の様子をお伝えします。
1981年以来、マカオの特別行政区で毎年開催されている最大のマラソンイベントです。知り合いのバックパッカーも走ったことがあるというほど、有名なイベントです。
本年は、COVID-19によりエントリー全員はPCR検査の陰性結果の提出が必須、指定期間の事前予約にて無料で受診させて頂けました。
もちろん外国人の入境はまだ許可されておりませんので、ローカル・中国勢、初参加の人も多い年となりました。あちこちからの参加者が少ない分、初めての人にも参加しやすかったのかもしれません。
エントリーは3種類。コースの紹介です!
▶コース紹介
赤(1枚目):フルマラソン(42.195km)1,400名
緑(2枚目):ハーフマラソン(21.0975km)4,800名
紫(3枚目):ミニマラソン(5km)5,800名です。
21.0975kmハーフマラソンはタイパ島のオリンピックスタジアムからスタートし、向こう岸の中国を左手に眺めながら(6時スタートなので真っ暗…)、真ん中の橋(嘉楽庇総督大橋)を渡りグランドリスボアにおはようございます~!の挨拶をして、マカオタワーあたりで日の出を拝み、一端マンダリンオリエンタルやMGMの前を走り科学館まで。
さらに折り返して、再度南湾・西湾の湖畔をぐるぐるして、マッコウミウのタイルの上を走らされて(笑)、最後の難関である西湾大橋を渡り、スタジアムまで走り抜けます。
めちゃくちゃに豪華ですね!もう観光制覇したのではないかというレベルのコースです。マカオ観光まだだけど、走りたい人はぜひ来年以降挑戦してみてください!
42.195kmフルマラソンは、ハーフと同コースを走り、西湾大橋のあとが分岐点。南下していきコタイのギャラクシーホテルやスタジオシティ、ゴルフ場も超えて、コロアンのパンダパークまで。そして折り返して、同じルートを2回走らされます(笑)えぇ~同じコース?仕方ありませんだって、面積が小さいのですから。(本音を言えばこのルートはエントリーしたくないですよね)
5kmミニマラソンは、ランニング初心者でも楽しめるオリンピックスタジアムから出発して競馬場を周遊し、戻ってくる5kmコース。給水は1度あります。
▶実際の様子
スタジアム館内に荷物を預けて、Galaxyホテルを眺めながらのスタートラインに向かいます。
スタート後、このトラック内から公道にでる出口が狭いので、詰まりますよね。出だしから、挫かれるのがマカオマラソンです。
さて、走ること20分、すでに対面には橋に向かっているランナーが見えます。荷物預ける時間がなかったのか、バックパックのまま走るタイガーを発見。頑張っています。
真ん中の橋を渡りグランドリスボアにおはようございます。タイパ島の橋真正面、小譚山からの写真がこちら。結構な急斜面なこと、お分かりいただけますでしょうか。急斜面より人の多さに目がいってしまいます、完全に密ですね。
橋を渡りますと景色をご存じの方も多いマカオ市内へ。右手AIAタワーと左手は英皇ホテルです。
そのまま、マンダリンオリエンタル・MGMマカオの前を往復で10km地点です。少し後ろ、見えますでしょうか。くまモンと遭遇しました。
西湾、マカオタワーの見晴らしのいいエリアで日の出を拝み、媽閣廟のタイルの上を走り、道路脇で応援していた人からパスされたみかんを頂きます。給水ならぬ給みかん。日本でもいちごマラソンがあったことを思い出しました!
さて!ラストスパートです。
17km地点で難関の西湾大橋。普段は車専用のため、このマラソンの日だけ、人が渡ることができる唯一特別感のあるコース。こういう特別感が人を魅了するわけですね。疲れているランナーに打撃を与える起伏のある大橋ですが、景色を楽しんで乗り切ります。
タイパ島のレジデンスエリアにあるスタジアムにてゴールです!
21kmでもかぶりもので走りきる強者たちもいます。熊のゴールはスタジアムに入ってきたところからカメラが追います。
こちら、フルマラソンを制したのは男女ともに中国の方々。ちなみに、お気づきでしょうか、一番上の写真、スタート時のセンタートップにいる2名です!!序盤からレースリードのままゴールです!
男性Dong Guojian タイム2:12:59 /女性Zhang Deshun タイム2:28:43
個人の結果は、スタジアム外の電子版に表示されるとともに、アプリにゼッケンNo.を入力して確認することができます。
私は2時間3分。ハーフマラソンですが、フルの覇者とあまり変わらない時間です。楽しみながら撮影しながらにしては、ほどよい結果となりました。ハーフマラソンでも、景色がめまぐるしく変わり、橋を2回も渡る珍しいコースなのではないでしょうか!
健康のため、タイムのため、アスリートとしてなど走る目的は色々あると思いますが海外旅行に合わせて、もしくは走るために海外旅行もいいですね。
マカオであれば、その後のカジノや足を伸ばして香港まで、さらには中国本土にも行けますね。気持ちいい気候でのマカオマラソンへのご参加もいかがですか?
それではまた会いましょう🐼
- Fin -
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?