鋼の錬金術師最後の錬成を観に行った!

ハガレン実写最後の錬成、エドのスカ―の兄ちゃんの裏国土錬成陣、すげーだろ!!!って台詞で私の涙腺がクライマックスバカになった。



※この感想は、鑑賞中のメモ等はなく記憶のみで書いております為、調べながらにはなりますが誤りがあるかも知れません。とにかく観に行きたての熱々感情を残そうという趣旨のものでございます。
がっつりネタバレ。

というわけで実写前編「復讐者スカ―」がはちゃめちゃに良かったため、今回は開始早々観に行きました。

特典は半分諦めてたけど無事もらえました!!ヤッター!!!

席は土曜日、開始すぐという事もあり8割方埋まってました。前回と比べても男の人が多かった印象。

総じての感想なのですが、前回同様役者さんはほんとにどの役もキャラにぴったりハマってました。
一押しはオリヴィエ姐さんでしょうか。外見、尊大で美しい立ち居振る舞い、話し方、これ以上ないくらいオリヴィエ
姐さん。大砲に剣に銃、武器が似合う戦う女性。かっこよかった。
今回新登場のレイヴン中将も途中退場もったいないくらいにレイヴンさんでした。再現度たけーなオイ
エドはもう言わずもがな。なんなら原作のエドよりも包容力というか、大人の余裕がちょっとしたところに滲んでて、こういう違いも実写の楽しいところですね。
原作ではその境遇の為無理して大人になろうとしてる背伸びの部分が魅力というか。それぞれの違った魅力が楽しめて、おいしいです。

役者さんは良い。話も原作に忠実でとても良い。映像も原作解像度高くて綺麗。
なのでだからこそもったいないなーーーーーーーーーーーってすごく思ったのが、前作よりもダイジェスト感が強くなってしまってて…これなら少し頑張って3部作にするとか、30分長くするとか…後半になればなるほど、名シーン切り貼り感が強くて、これは本当にもったいないなって思っちゃった…。もっとこの世界を、この世界に生きてる人々を、一秒でも長く観ていたかった。
もうこれ尺の都合上仕方ないのは解るんですが…キャラの瞬間移動が多すぎて、ん?どこここ?や、急にどこから現れた?と困惑する状況もしばしば。原作履修済でこれなので、未読の人はどうなんでしょう…
原作はセントラルがほぼ舞台の中心であった復讐者と異なり、北へ南へ大冒険するので、移動に尺を使っていられないのも良くわかる…。
確かに後半は移動も多ければ見せ場も盛りだくさんです。
北へ行く、軍の闇が徐々に暴かれる、軍上層部と戦う、お父様とホーエンハイムの因縁、ホムンクルスを倒す、お父様との決戦、兄弟生還、ウィンリィにプロポーズ。
盛りだくさんです。その為復讐者として前作のタイトルを飾ったスカ―については結構削られてました。

これはでもやむなしというか、前作でスカ―の復讐者として戦う姿、葛藤などが贅沢に丁寧に語られていたので、ここはまあ…真剣佑さんいっぱい観たかったけど、物語中の役割がちょっと変わったので致し方なし。
完全にエド一行と俺達マブダチ!空気が出来ててそれはそれですごい好ましかったです。
冒頭の伏字なんですが、ここ本当に涙腺に来た。
原作だとスカ―+メイ、アル、エドそれぞればらばらに行動してたのが、結構ずっと一緒に動いてて。
スカ―兄の遺した研究をメイちゃんが解読、更に裏返して国土破壊の錬成陣を無効化する「裏国土錬成陣」が完成するのです。
復讐者として自分を殺しに来た人物、そのお兄さんの力を「どうだすげーだろ!」って言う?言えちゃう?
その人間力というか度量がすげーわエド、スカ―嬉しいじゃんこんなの…自分のお兄さんの成した事を、弟の自分でさえそんな研究何になると一瞥していたものが、お前の兄ちゃんすげーよ!って、憎き凄腕国家錬金術師に認められたら…。
このセリフ、シーンは胸アツで鳥肌でした。

スカ―について話し出すとどんどん脱線するので、いったん本筋に戻ります。
あとは観たかったシーン、良かったシーンなどについてつらつらと箇条書いていきます。

・グリード出た!!!!!ヒョォ!!!!!
ネタバレ避けてたのでグリードどうすんやろと思ってたらちゃんと昔、父に反抗したので石にしましたって体で無事登場しました。悪い顔のリンさいこー…癖(へき)に刺さるー…フーじいさんが若を護る為ならホムンクルスだろうが何だろうが使ってやるって覚悟ガンギマリで本当にいいフーじいさんだった…
・レイヴン中将、途中で消えたけどどうなった?見ない間にコンクリに埋まったの?
・キンブリー楽しみにしてたんだけど!!!!!出なかった!!!!!!!!!投獄されたままだったっけ…??あれ…?
・関連してウィンリィの人質イベも秒で終わったのでここはもうちょっと観たかった…軍の闇を見せるいい機会なのに。
・プライドバレが特に伏線もなくセリム=プライドって、ご存じみたいに話展開してたのがちょっと違和感。
私が忘れているだけかも知れない…
・アル、せっかく生身に戻ったのにほぼ出番なくてちょっとかわいそう。尺の…都合か…
原作だとゴリさん達と東に旅立つけどゴリさん達居ないもんね…
・大佐の目のくだり、シンプルにリザさん始めマスタング組が貴方の目になると誓って、ここはいい改変。ずっと鷹の眼として暗躍して来たことの伏線が活きている。
・ラストシーンは贅沢言っちゃうと原作再現(皆のその後をお写真で)してほしかったなぁ。尺か…。
キャストロールの端っこでもいいのに!(スカ―が観たかった!!)

全体的にはすごく満足満点!!だけどももう少し…30分延長でもいいので、尺使ってじっくりやってほしかった!!
っていうのが総じての感想です。
でも冒頭の台詞が聞けただけでも行って良かったとおもたよ!!

ここまでお読み頂き、ありがとうございました!

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