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ブロックチェーン学習 #1 ~ブロックチェーンとは~

ブロックチェーン、以前いろんな記事を読んでなんとなくわかった気になっていたのですが、ずっと本質を掴めていないままになっていました。
今月からニート状態なので、基本からやってみることにしました。

こちらの本を読んでみました。

正直、まだ抽象的なのは否めないんですが、最終的にはブロックチェーンアプリを作れるようになりたいなと思っています。

ブロックチェーンはなんなのか

「ブロックチェーン」というのは技術の名称のことです。
どんな技術かというと、その名の通り、鎖(チェーン)のようにデータ(ブロック)を繋げて保持する技術です。

データ同士が繋がるってどういうことか、以下のサイトがわかりやすいです。

具体的な仕組みは置いておいて、大事なところは「ブロックが1つ過去のブロックの情報を持っているおかげで、過去の取引データの改ざんが極めて不可能」という点です。

また、そのブロックと呼ばれるデータは、取引に参加するコンピュータ全てが保持しています。(厳密には保持するレベルが色々あるよう)

自分は一応Webエンジニアなので、そっちよりの解釈をしてみると、みんながそれぞれDBを持っていて同期をとっているイメージです。データを新しく追加する際は、不正なデータではないか全てのDBでチェックされます。さらに、過去のデータを1台が不正に更新しようとしても、他の全てのDBと同期をとると打ち消されるので不正が起きづらくなります。

と、こんな感じで解釈してみました。

ブロックチェーンは何がすごいのか

ブロックチェーンが革命的なのは「取引相手の信用がいらなくなる」と言われる部分です。

これはどのwebサイトにも同じような感じで書いてあるんですが、自分には何度読んでも腑に落ちませんでした。急に「信用」ってワードが出てくるし、生活している上で「今この千円札を信用している」とか普通考えません。

というわけで、webで色んな解説を読んでみてようやく納得感ある記事を見つけました。

ビジネスでは、取引をした履歴が残って、それが改ざんできないというデータが価値になります。つまり、「このデータは信用できるのか」と疑問に思わずにすむことがブロックチェーンの最大のメリットといえます。世界各国で、ブロックチェーンによる食肉や生鮮食品のトレーサビリティーが始まっているのも、このメリットが大きいからです。

普段、自分らはいろんなことに対して無意識に信用をしているようです。

これはどういうことかと言うと、例えば自分がスーパーで国産鶏肉を買うとき、スーパーに対して国産であることを信用しています。
過去に産地偽装が流行った頃には、「スーパーが偽装をしているかもしれない」「安心できるお店で購入したい」など信用できない場合もあります。

これが、ブロックチェーンの技術の改ざんができない利点を生かすことで、偽装ができない信頼できる産地データを作ることができます。

私は一番のメリットはこの部分なんじゃないかと思いました。
不正や改ざんが起きやすい現場、お金のやりとりであったり、参考記事にもあった労働現場での残業時間の不正など、不正や改ざんはなくなっていませんし、それを防ぐためのコストもたくさんかかっています。ここら辺がブロックチェーンが活用できる場面になるようです。

そしておそらく、今度調べる予定の「スマートコントラクト」が、もう1つの大きなメリットになりそうです。

次回まとめてみます。

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