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フリースクールや通信制高校を調べまくる~起立性調節障害&不登校

今ではどーんと腹を据えて、長男の不登校も起立性調節障害も受け入れている私ですが、1年前、中2の秋に不登校になったばかりの時は、どこか他に長男に合った学校があるのではないか、と調べまくったこともあります。

なにか起きた時、その解決策や改善策を模索することで、前に進めるタイプの私は、不登校、フリースクール、で調べたし、資料も取り寄せました。N中ができたばかりで、いいなーと思ったのですが、決まった曜日に登校するというスタイルが無理・・・だし、なにより費用が高すぎました。

フリースクールはどうだろう?と焦っていろいろ調べまくっている横で、昏々と眠り続ける長男。そうだった、彼に必要なのは、今は学校と言う居場所ではなく、休息なのだ、ということに気づいたのもその時です。

もう、焦るのはやめよう、休みたいだけ休ませてあげよう、と、何時に寝ても起きても、小言を言わないようにしました。まあ、親も人間なので、私の体調不良の時に、ふらっと夜10時に起きてきて、「ごはん」と言われると、「私はレストランじゃないんですけど」ってちょっと頭にくることもあったけど・・・

親の会やフォーラムで知った通信制高校も、中3になる春に、資料一括請求で取り寄せました。とりあえず、長男は大学進学を希望していたし、プログラマー的な感じの職業がいいかなと漠然と思っているのを知っていたので、大学進学を目指せる通信制高校を調べまくりました。

通信制高校って、今では本当に多種多様で、学校によって全然違うので、実際に見学して話を聞いてみるのが一番だと思います。

私もいくつも個別相談や説明会に足を運んでみて、「この雰囲気はちょっと長男に合わないな」とか「資料で見ているよりいいかも」って思ったり、実際の先生の雰囲気とか、肌で感じるものが大事かなと思います。

長男は起きられないので、私だけまず見学に行って、よさそうなら長男を連れていく形にしました。長男が実際に見学やオープンキャンパスに行ったのは3校だけなのですが、起きられなくて予定を変更してもらったこともありました。

とてもいいなーと思ったK高校のサポート校は、中3の5月に受験もしました。通信制高校は、5月くらいから、次年度の受験ができて、3月まで学費も待ってくれるという学校が結構あります。

受験料だけで、席は一つ確保して、他の通信制や普通高校も受験してくださいね、という体制は、起立性で進路がどうなるか分からない長男にはとてもありがたいものです。

親としても、とりあえず高校に行けるんだ!と安心感が違いますね。受験料1万5千円で、3月まで合格者だけの授業が何回かあったり、実際の先生と話す機会があったり、中学校に不信感があった長男にも、いいリハビリになったように思います。

オープンキャンパスに長男と参加して、授業を体験し、この高校がいいかなというところを、もう一つ受験する予定です。週3の通学で、高校卒業資格は通信制の学校です。

長男が「面白かった」って楽しそうに話す姿は、親として何よりも嬉しかったな。だってもう1年も、学校というものに無縁だったから。

小学校は大好きで、ほぼ休むことなく通っていた長男が、まさか中学で不登校になるなんて、青天の霹靂だったけど、高校でいい出会いに恵まれるといいなと思います。

それにしても通信制高校はね、学校によってシステムが全然違うので、通学制のところもあるし、サポート校という名前でも違うし、スクーリングも場所や回数が違うし、学費も全然違うし、親が把握するのが本当に大変!!

そこは親が頑張るしかないんだけど、結構な負担でした。



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