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ネガティブは幸せの一歩?

良い事って日常に溢れてますか?

『1日3つの良かった事を書き出す』というのは、ポジティブ心理学コンサルタント養成講座(長すぎるので、以下『ポジコン』)の第一回目までの課題でした。

正直な話、この時期の私は立て続けに不幸があり、そもそも課題への意欲すらない状態でした。

でも、仕方ない。

重い腰…ならぬ、重いペンを持ち上げ書き始めると意外とあるものなんですね!

『親戚に会えた』『長女が遊んでもらえた』『友人のお兄さんと連絡がついた』などなど。

全体を見渡すと、良くない日でもポロポロと良いところはたくさんあって、むしろ『3つだけですか?』と苦労するくらいでした。

ネガティブはポジティブの一歩!?

『修道院の日記を何年も遡ると、日記にポジティブな言葉が多い人ほど長生きをしていた。』という事実は、幸せが長寿に繋がる事を示す有名な話。
ですが、そこにネガティブな言葉の数は関係なかったそうです。
コレってかなり重要だとおもいます。

ポジコン第二回目の講義で印象的だったのは『ネガティブな感情を麻痺させると、ポジティブな感情も感じなくなる』『ネガティブな感情は持ち続ける事が良くない』という話でした。

この言葉を聞いた時、衝撃と安堵と納得でした。

というのも、女性という生態のせいなのか、母親という職業のせいなのか。

ポジティブ心理学を知って2年半。
私は、日常に溢れんばかりの幸せを感じる瞬間と。
ため息しか出ないような嘆かわしい日々。両極端な感情を味わっていたのです。

『ポジティブ心理学を学んでいても辛い。』という罪悪感のようなものすら感じていました。

もちろん、ポジティブ心理学はネガティブを否定していないことは知っていましたが、自分が堕ちていく不幸な気持ちを素直に受け入れる事ができなかったんです。

ただ振り返ると、もっと以前はただタスクをこなしているだけ、感情が揺さぶられる事はすごく少なかったように思います。

私はネガティブな感情もポジティブな感情も、ちゃんと味わえるようになっていたようです。
これこそ、幸せへの一歩ではないでしょうか?


ネガティブな気持ちの手放し方

では、『ネガティブな気持ちを持ち続けない』ようにするにはどうすれば良いのでしょうか?

講義内では具体的にネガティブな感情との付き合い方として紹介されていたわけではありませんが、『ポジティブ心理学の取り入れるポイント』の説明に大きなヒントがありました。

① 自分で選択する事が重要。
例)幸せの行動習慣も強制されると不幸になる。

② 行動・感情・思考は一致しようとする。
例)環境問題に興味がなかった人が、リサイクルをしはじめると、しないといけないと感じるようになる。


そう!
まさに、私にとって1回目の課題でした。

別にしなくても不可になるわけではないけど、課題をやる事を『選択』し、
良い事を思い出すという『行動』と『思考』でポジティブな『感情』が生まれたのです。

幸せにつながる行動習慣を知り、選択して実践する。
憂鬱を自覚したなら試してみるのも良いのではないでしょうか?


百聞は一見にしかず。だからこそ

ポジティブ心理学で人や組織に介入する場合、大切なのは『教育』と『システム』にあると思います。

教育の段階で『やってみる』を選択させる事は、話術スキルゼロの私には難しい!
エビデンスに頼るしかありません。

ポジコンの反転学習会にて、講師のはしけいさんこと、橋本恵子さんに教えていただいた
『幸せがずっと続く12の行動習慣』(ソニア・リュボミアスキー著)
を早速ポチったのは言うまでもありません。


また『やりっぱなし』ではなく、きちんと振り返る事で効果を認識させる事!

心理学という、感情や思考という目に見えない分野からアプローチするからには、効果を認識させ継続させるシステムが鍵となると思います。

『またやろう!』という選択に繋がりますね。



さて次回こそ、ネガティブな感情との付き合い方。『セルフコンパッション』について。

私の大きな発見を。

誰かの参考になればいいけれど。


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