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もっと仕事に生きたくないですか?

あなたは何エンゲージメントですか?

ワークエンゲージメントという言葉をご存知ですか???

ワークエンゲージメントとは、キャリアウェルビーイングの一つの指標。
仕事に対して熱意と活力、そして没頭している状態を言うそうです。

ポジティブ心理学コンサルタント養成講座の第7回は『ワークエンゲージメントの高め方』でした。

なんと日本では
仕事に対して熱意と活力を感じ、没頭している人は6%しかいないそうです。
例に漏れず、私も94%に属しています。

しかし、キャリアを仕事ではなく人生全体と捉えるとどうでしょう?
オタク文化発祥、推し活ブームの日本は、意外とキャリアウェルビーイングは高く、推し活エンゲージメントしている人は多いのではないでしょうか。ちなみに、私は例に漏れています。


個人の幸せを考えるとワークエンゲージメントだろうが、推し活エンゲージメントだろうが、幸せには変わりはないと思います。

しかし、企業はこのワークエンゲージメントのメリットに気付いているのでしょうか?


ワークエンゲージメントは
個人だけの幸せじゃない。

ワークエンゲージメントが高い社員は、組織へのコミットメントが高く、主体性と、積極性が高いそうです。

それは想像の範疇ですね。

そして、事故や欠勤が少ないのも特徴的。
保険料に係るコストが抑えられるという話もあります。

離職率が低く、ワークエンゲージメントが高い社員が多い組織は、社員満足度だけでなく、顧客満足度も高く、良い循環が生まれるそうです。

つまり、ワークエンゲージメントの高い社員を増やせば、健康でコストがかからず、不祥事の心配もなく。生産性と利益をあげることができるのです。

度々ネットニュース(だけでなく紙面も)を賑わせ、離職率も高まる一方、『心身いずれかが病んでいる人』がサクッと5人は思いつくような職場はワークエンゲージメントについて学ぶべきかと思います。

仕事にエンゲージしてもらうには。

ではどうやったら組織は個人に対して仕事を推し活なみのエンゲージメントさせる事ができるのでしょうか?

講座を通して私がまとめてみると
『見る→与える→選択させる』なのではないかと思っています。

『見る』は、個人の興味や目標、スキルといった強みを見ようとするあり方。
ギャロップ社の調べでも『上司は自分の強みを見てくれている』と感じている組織のエンゲージしている割合は61%もあります。

その上で、個人のスキルや目標、強みに合ったものを『与える』。
これはフロー(没頭)の生起条件にも関わります。

そして『選択させる』
エドワード・デシや日本の西村の研究では、幸せに自己決定が大きく関係していることが明らかになっており、自律性が育まれます。

組織と個人の一致する目標に対して、個人の強みを生かし、主体性をもち、没頭できる環境を用意する。
簡単なことではないと思いますが、リーダーの心持ちでも変わっていくところは大きいのではないかと思っています。

全ての現役世代が
生き生きとした人生を


私は出産を機に子育ての講座をいくつか受けてきました。

しかし、頭のどこかで、子どもという次世代だけでなく、今を必死に生きている現役世代への思いが強くなりました。

ポジティブ心理学に出会い、学ぶ事で、その想いは明確になり強くなりました。

日本の残りの94%がワークにエンゲージできる世の中になることが、当てのない理想では終わらない事を願います。

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