[服装について] サマーソニック2023リアム・ギャラガー見る為に1人で参戦するレポ7
(前回6の続き)
ここから先はリアム・ギャラガーの話はほぼ出てこない。
40歳の女が1人でフェスに行くとはどういうことだったのか、
という珍道中を詳細に書いていく。
全然会場に辿り着かねえじゃねえか!
と思われそうだが、いつかは辿り着くので書き進める。
そこでタイトルもここからは、
『 孤独で真夏でサマーソニック -40歳、フェスとの戦い- 』
とさせていただく。
一、服装
さて、未知との戦いはまず服装から始まった。
「服なに着てこう、、ハァ、ふくぅ!?? 一体どんな格好で行けばいいんだ!?」
都市型フェスに行く格好とはどんなものだろうか。
自然の中で開催される野外フェスなら行ったこともあるし何となくわかる。そこまでお洒落じゃなくても何となく紛れられる雰囲気。
フジロックに一緒に行った友人に「映画で出てきてすぐ殺される女みたいだな」と言われたのを覚えている。
どんな服装だったか、多分でかい帽子にレインブーツとか履いてたはずだが、写真が一枚も残っていないので分からない。
しかし今回参戦するのは都市型フェス、サマーソニックだ。
長靴を履いている者はいない。
都会。若者。ファッション。
お洒落を披露する相手もいないがかと言ってフェス、祭りにあんまり野暮な格好で行くわけにもいかない。プラス暑さ対策。サマソニという奴は早速、無理難題を出してくる。
この問への私の解はこうだ。
「タンクトップだと何となく、舐められない気がする、、」
今更とがったファッションはできない。
年齢のこともある。
お洒落でなくともヨレヨレのTシャツよりはタンクトップを着ていればその場の雰囲気に紛れることができ、且つブラトップ(ブラジャーとタンクトップが一体化したもの)ならば荷物の軽量化と両脇の涼しさが得られるのではないか。それなら一枚ユニクロのを持っている。
去年、綾瀬はるかがCMで着てたやつだ。
色は濃いオレンジ。
2023サマソニのキービジュアルは、オレンジとブルーで構成されている。
正直、個人的にはかっこいいと思えるロゴではなかったが、テーマカラーを服装に取り入れることで自分だけの小さな士気も高めることができる。
あとネイル。
普段ネイルなどほとんどしないが、これまた偶然オレンジ&ブルーデザインのジェルネイルシールを2年前に買ったことを思い出し、これを仕込んで行くことにした。大事なのは「参加している」という気持ちだ。
次、下。
パジャマより着心地がラクという奇跡的な綿パンツと、履き込んだニューバランス。よし、これで決まりだ。
(8へ続く)