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新入生歓迎会

じじです。名古屋 栄のメンズコンカフェPhantom Catでお給仕しています
さて、4月。新生活が始まっている人も多くいるかと思う。
じじも、去年新大学生となって新生活がスタートしたわけで、
まぁ、痛かった。というか尖ってた。
じじの悪い癖なのだが、逆張りを昔からしてしまう。
みんながやるなら、やらない。見るならみない。
例えば、君の名はを見なかったり、TikTok をインストールしなかったり、
修学旅行に行かなかったり、、、
よくない癖なのは今はわかってはいるが、なんかそっちの方がカッコいいんだと思っていた。
世間の流行にはじじは流されません。みたいな?
てな訳で、大学生活がスタートしたわけだが、案の定誰とも仲良くなれなかった。
というより、向こうが近づいてきてくれいるのに遠ざけてしまった。
なおかつ自分からは近づかない。
何やってるんだよ、高校の時失敗したこととなんで同じことを繰り返すんだ。
というよりも、これはこの世の人間全てに言えるかもしれないが、高校デビュー失敗した人間は、大学デビューもうまく行かない。
世の中とは残酷で、そんな感じでできてるんだよな
流石にまずいと思い始め、焦ったじじは一発逆転新入生歓迎会へと向かう。
もう何サークルかなんて忘れたけどもってことからわかる通り、
大失敗へと終わる。
場所は栄の広めのバーみたいなところだった。
始めは先輩たち、新一年女子、新一年男子、で固まっていた。
テーブルに詰めて男子たちで座っていて、いや無理無理みたいなこと言ってた奴らが平気で裏切り出して、一人、また一人と女子と喋り出し、数が減っていった。
先輩の男子で一人、マジックをしだすやつがいて
あー、はいはい。そーゆー感じねなんて思ってたけど、案外女子たちが群がって盛り上がっていて、自分の不器用な指先を少しばかりか恨んだ。
そんなこんなで仲良くなっていく同い年たちを眺めながらただ時間だけが過ぎていった。
気づいたら、8人くらい座れるテーブル席には自分一人しか座ってなかった。

もう帰ってもバレないだろって思ってた

気を遣ってくれたのか、三年の先輩女子が横に座って喋りかけてきた。
「緊張している感じ?」
「あー、そうですね、なんか気づいたら一人になってましたね」
「そっかー」
あいつそれだけ言ってどっか行きやがった。
気遣いできますみたいな感じで、自己肯定感上げるのに利用された気がした。
そもそも、世間話もできないなら喋りかけてくるなよ。
その優しさは余計にじじを苦しめるだけになるなんて知らないんだろうなぁ。
ボブっぽい髪型で、色はちょっと茶髪。身長は156くらいで、みている感じは明るくてサークルの中心人物。
多分、居酒屋かどっかでバイトしていて社会人彼氏とかいる。恋愛は一途なタイプで大学一年のときに付き合った先輩に浮気されたんだろうなって感じがした。
この辺は全部妄想だけど。
てな感じで一人で帰った。
現在じじはサークルにも所属せず、昼飯も一人で食べる。
まぁ、今年の一年でそうなりそうな人がいたら少しくらいアドバイスするよ。

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