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パンが動悸がして適応障害の診断を受けて休職した話②~休職、傷病手当について~

字ばかりだとかわいくないので、なんかお花の画像をのっけてみよう。
かわいいはJustiz。

前回、なんとか麺栗にたどりついたパン↓↓↓
今回は休職制度について。給食ではない。ご飯に牛乳って今思うとすごい組み合わせよね。


↑↑↑この時点のパンは、必要な時には抗不安薬で症状を抑え、会社に行くこと、そして転職活動をすることを考えていた。

しかし、黒ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃した。 取引を見るのに夢中になっていた俺は、

ということはなく、ある日会社で上層部のGG(ジジイと書くとアレなのでGGと表記する)に怒鳴られてしまい、心がポッキリ折れるのをはっきりと感じた。

「もう辞めよう!」と思った瞬間したことは、クレジットカードの申し込みだった。(個人事業主や無職の人はクレジットカードの審査に落ちやすいと何かで聞いたことがある。会社員の身分があるうちにクレカの申し込みを!)

だが、退職にあたり、気がかりなことがあった。大体の会社では辞める1か月前に退職の旨を申し出ることになっていると思う。ちなみに民法では2週間前でOK。しかし、パンの元兵舎(弊社ってなんか好きじゃない)では3か月前というルールがあったのである!

※しかし民法では2週間前なので、実際2週間前でも会社は拒否できないということになる。


とりあえず辞めたい、ここから離れたいという気持ちの強かったパンは、人事で仕事している知人に相談することにした。

知人の回答:
民法では2週間前に申し出ればOKなので、2週間で辞めることは可能。
その際、もし会社側ともめそうになったり言いくるめられそうになったりしたら、「でも民法では」「監査の人に聞いてみたんですけど」などのワードを出して、相手を牽制するとよい。自分を守るための武器になる。
ただし、いきなり退職するより、まずは休職してみるのはどうか。会社に籍を置いた状態で、傷病手当(給料の2/3)が支給され、心身を休めることができる。退職するならそのあとでもいいと思う。


この時のパンは「何が何でも早く辞めないと!」と思っていたが、知人が休職という選択肢を提示してくれたおかげで、「そんなのもあるのか」(孤独のグルメ)と目から鱗と中骨とアラがぽろぽろ落ちた。


正味、入社した際に住民税や健康保険のこと、また休職や退職といった制度についてきちんと教えてくれる会社ってこの地球上に存在するのか?
人間社会は知らないと損をすることばかりで、いっそゴリラになってゴリラ社会に入りたい。でもゴリラ社会でもきっと色々あるはず……。ウホ……🍌


退職を考えるにあたって、パンはイッシ―に診断書を書いてもらえないだろうかと思った。退職を申し出て3か月耐えるのはしんどすぎるので、すぐ会社を辞められるような……。

結論としては、イッシ―には断られてしまった。どうも診断書とはかなり繊細な部分であるらしい。(もちろんこれが全麺栗医師の総意ではなく、すぐ診断書を出すところもあれば、簡単には出さないところもあるそうだ。やはり人間社会は複雑……)
イッシ―の回答は、詳しく言えば、「辞めるための診断書は出せないが、休職するための診断書は出せる」とのことだった。

いろいろ考えた結果、パンは3か月の休職をすることになる。
診断名は適応障害。


ここで、休職制度を詳しく見てみよう……といっても、パンは制度をただ利用しただけで、詳しいことはわからない。企業や、入っている保険によっても若干異なるのかもしれない。あくまで参考程度に。


<休職制度について>

・詳しく調べたわけではないので不明だが、休職制度というのは会社が独自に定めるものらしく、どの会社にも必ずあるわけではないらしい。
もし休職したいと考えている人がいたら、会社の就業規則を調べてみよう。

・休職期間中、会社から給料は出ない。だが、会社で入っている健康保険から「傷病手当」というものが支給される。金額は給料の2/3。
例) 月給30万円(額面)の人は20万円。

・休職期間中も、住民税や社会保険料(健康保険料、雇用保険料など)は納めなくてはいけない。これらは前年の収入ベースになっているため、今年休職することは影響しない。
普通に働いている時は給料から天引きされて会社が納めるが、休職期間中は給料が発生しない。
傷病手当は会社を経由せず、保険組合等→休職者にダイレクトに振り込まれる。
そのため、休職者が会社宛てにお金を振り込むか、復職後の給料で精算することになる。(パンは後者を選択)

・傷病手当は非課税。
なので、麻婆茄子(まぁ、ボーナス🍆!)を抜きにして考えると、2021年の本来の収入は360万円だった人が3か月休職→その年の所得は270万円になる。(もちろん傷病手当の合計60万はきちんともらっている。)
ここから控除だのなんだのをなんやかんやして所得税が決まるので、休職すると必然的に納める税金は安くなる。やったぜ!

・傷病手当の申請について
これは会社で入っている健康保険でかなり変わってくるのでは……?という気もするが、パンの場合は、健康保険組合のHPから申請用紙をダウンロードし、振込に使用する口座情報など、自分で書くところは自分で書く
↓↓↓
医師が書くところはイッシ―に書いてもらう
↓↓↓
合わせて会社に提出。会社は給料に関する書類などと一緒に保険組合に提出。
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後日、パンの口座に保険組合から直接振込
という流れになる。

・傷病手当に関するメモ
パンがいたところでは、傷病手当は、会社を休んで4日目から発生することになっていた。つまり、1~3日目は休職に該当せず、欠勤扱いになってしまう。
そのため、3日間は有給休暇を使用し、4日目から休職に切り替える、というはこびとなった。


休職制度・傷病手当については以上である。


つづく


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