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第5回ももいろ歌合戦の現地参戦した感想

2019年に初めて現地参戦して、2020年はコロナの影響でオンライン開催。2021年は武道館で有観客開催となりました。

なんやかんや、3年連続で年末はももいろ歌合戦を見て過ごしています。ももいろ歌合戦ならではの演出が大好きで、毎年楽しみです。

全体のザクっとした感想を書いていきます。

開幕は館ひろしさんとももクロ

開幕は館ひろしさんとももクロの映像からでした。

何やら緊急事態、緊迫感あるシーン。黒のリムジン(?)で武道館前に到着したももクロですが、外に出ようとすれば何者かから銃で狙われてしまい、車内を出ることができない。

銃撃戦中にやられてしまう警備員はせぴょん、スタダのマネージャー古屋さんはファンの間で顔を知られていることもあり、笑いを誘いました。ももクロの危機をバイクで登場した館さんが救い、赤いバラの花びらが舞い映像が終わるーーー。

ステージに赤いバラの花びらが降り始め、スポットライトに照らされた舞台に釘付けになりました。正面奥からは、館ひろしさんとドレスを召した大人ももクロの登場。

まさか館さんもご登場されるなんて…シルエットだけで格好いいのがわかる。赤と白のドレスで着飾ったももクロちゃんも綺麗で、厳かな瞬間に歓声は上がらなくても(これは凄いものが始まった)という雰囲気に包まれます。

ここから今年の顔を飾ったアーティストや楽曲から、長年いらっしゃる大御所まで広がる歌合戦が始まりました。

会場の雰囲気

観客はマスク着用、コール禁止と2年前と様子は異なりますが、高揚感は2年前と同じでした。

全席一般販売のチケットは発券しても座席は分からない仕様で、当日に会場入り口でバーコードをかざし、やっと座席が分かります。私はスタンド席の1階でした。

初めての武道館でしたが奥行きがすごくある会場ではなかったので、見切れ席以外はある程度見やすかったんじゃないでしょうか。今回はアリーナ席は立ったり座ったりといった感じで、スタンド席はカウントダウン後のももクロライブまで座って見る人が大半でした。

ライブは17時から24時半ごろまで、約8時間あります。普通のライブで2時間〜2時間半くらいと考えるとすごく長い。でもずっと次は何かな、どんな衣装かなと飽きなくて終わる頃には(もう8時間経ったんだ)と不思議な感覚でした。

予習と予測不能のラインが絶妙

ももいろ歌合戦は予習できる範囲と当日しかわからない範囲が絶妙です。当日歌う歌手の方と楽曲・順番は事前に決まっています。予習してお気に入りの曲を見つけるも良し、そのまま当日を楽しむも良し。予想できないのは、メドレーパートです。

例えば「アニソン」「アイドル」とテーマは決まっています。メドレーで歌う曲と参加する歌手やアイドルも決まっています。ただ、誰が何の曲をどの順番で歌うかは当日まで分かりません。

そのため、アイドルメドレーの「Butter」でアメフラっシの小島はなちゃんが男性メンバーの中1人女性メンバーで参加する様子など、驚きで話題になる場面も多かったです。

スタンド席からの距離感だと、アイドルメドレーの「根も葉もRumor」など大人数の曲は全員を把握するのは難しい。ステージを見たりモニターを見たり忙しく振り回されていました。次は誰だとか、あの子がいる!とペンライトの色を変えて振ったり。それぞれが自由に楽しんでいました。

Abema TVでも無料配信されるので、あくまで現地の雰囲気を味わうことに集中していました。また、歌合戦主催のももクロのファンが多めですが、いつものライブと異なり各所のファンの方が集まっていたのもお祭り感あり面白いです。

アイドルメドレーの天下一品

2019年と違うのは、私自身がスタダDDになったことです。特に今年はスタプラのアイドルがバックダンサーやメドレー歌唱でも大活躍でしたので、本当に隅々まで楽しみました。

アイドルメドレーのラストはいぎなり東北産という、スタダの後輩グループの楽曲でした。ぜひどういう経緯でこの曲になったのか知りたいところ。

昨年、ももクロの後輩グループから1人のシンデレラを決めるイベント(スタプラフェス)でシンデレラに選ばれたのが、いぎなり東北産の橘花怜ちゃんでした。そのとき1人で披露した「天下一品」はとても堂々としていて感動したのですが、その曲がももいろ歌合戦のアイドルメドレーのラストです。

後ろではたくさんの先輩や同期、後輩たちも楽しそうに天下一品を踊る姿に、若手にも見せ場を作る懐の広さは粋だなぁとグッとくるものがありました。

玉井詩織さんの引き出し

私はももクロの推しはしおりん(黄色)なのですが、毎回ももいろ歌合戦では新しい面を見せられています。

「s**kings ×Z♡♡princez」ではパフォーマンスチームst**kingsさんとのコラボで「華麗なる復讐」をバチバチにかっこいいダンスで決めていて、ここまで踊れるのかと、りんりんペアの本気っぷりにどきどきしてました。

アイドルメドレーでは中森明菜さんの「スローモーション」。この年代のアイドルの雰囲気と玉井さんは本当に合う。かと思えば、妃海風さんとの「ディズニーメドレー」ではキラキラしたドレス姿を魅せたり。特にしおりんはソロのイベントがない分、ここで堪能しています。

しおりんに限らず色んな衣装や表現を見る楽しさが味わえるのは、アイドルの強みだなぁと。

大御所と新鋭をごっちゃに楽しむ

アイドルメドレーやアニソンメドレーでこの日限りの衣装とパフォーマンスを見たり、今年話題の曲から昔ながらの名曲をずっと混ぜながら見ていくのは洋食和食中華デザートを一生食べ続けている贅沢さです。

今まで知らなかった歌手の方や曲を知ったり聞くのも大好きなので、純粋に音楽やライブが好きとか守備範囲が広い方にもおすすめ。演歌からアニソン曲、TiktokやYouTubeまで詰まっています。

例えば泉しげるさんの「春夏秋冬」や戸田恵子さんの「強がり」は、ももいろ歌合戦で好きになった楽曲です。松本明子さんと森田博子さんが好きになることも、このライブがなければなかったと思います。

また、「うまぴょい伝説」はゲームもアニメもチェックしていませんが、もともとアニソンは好きなので当日のライブのノリで全然楽しめたり。ライブに行き始めたころはペンライトを振るだけでしたが、気づけば初見で振りを少し真似するようになっていることも驚きです。ライブは対応力が身につきます。

ももいろ歌合戦ならではのショーがやっぱり最高!

そんなももいろ歌合戦ですが、規模や注目度が上がる中でもブレずに自分たちのショーを続けていて今回も大満足でした。

楽曲をフル尺で披露するからこそ、曲の良さや楽しみ方を噛み締められます。各界隈の出演者さんも楽しんでいる様子を見て、エンタメに明確な線引きをしないほうが楽しいな〜なんて思ったりしました。

最後に次回のために…ご飯は開演前に食べておいたほうが良いです。お手洗いなどで席を立つことはありますが、なるべくずっと会場にいたくて結局何も食べずに見ていました。

ももいろ歌合戦で始まった2022年。今年も良い1年になりそうです。

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