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ももクロから学ぶ、コロナ禍で諦めない考え方と折れない曲5選

事の発端

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ファン(モノノフ)の方は周知の通り、今週水曜日のラジオ、ミューコミプラスでのももクロちゃんたちのコメントが素晴らしかったんです。

「一生懸命」や「全力パフォーマンス」という言葉は、ももクロに詳しくない人でもイメージがあると思います。前向きでポジティブな姿勢は変わっていません。ただ、経験も積んで大人になった彼女らが今、語ることはとても為になる話でした。

ファン的には「だから好きなんすよ!」という気持ちにもなりましたが、ファンじゃない人も聞いたら元気になれる話では?と思い、記事を起こしました。

実は今週、1月に予定していたスターダストのライブが延期になりました。

そんなタイミングでのゲスト回で、パーソナリティの吉田アナは「そういえば折れてるももクロって見たことないなと思って。こんな時だからこそ、折れないのってどんなことを考えてるのかな?と聞ける機会」と、メンバーそれぞれに話を振ります。

そのときのコメントを書き起こしました。

吉田アナの質問に対する回答

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百田夏菜子ちゃん(赤)「えぇ?折れない…うーん…でも、けっこう割り切っちゃうっていうか、ダメなものはダメでそこに逆らわない…ので。なんか、じゃあ何ができるんだろうっていう、その中でできることを探すっていうのが、もともとみんなでいつもやってきてたことだったので。そのことが大きくても小さくても、その考え方っていうのは変わらずに。だから今回も「あぁダメなのかぁ。じゃあしょうがないね!」って。それでも無理にやろうとしても、やっぱりみんなの健康第一なので。それは違うかなーなんて思いながら、いつも4人で話し合ったりとか。1人だったらもしかしたらネガディブに考えてしまう時もあるかもしれないんですけど。誰かしらがけっこう…引っ張ってくれたり、みんなで話してるとなんか明るい方向に進めるなーって感じます。」

夏菜子ちゃんの「流れに逆らわらない」という言い方は印象的でした。別のインタビューでは「流れに逆らわず寄り添う」とも話していました。ニュアンスは「できないことは割り切って、できることを考える」と同じですが、「流れに逆らわない」のように「できないこと」というネガティブな単語すら無い言い回しで、すっと入ってくる感じがありました。

「できることを考える」、が草を掻き分けて探すイメージだとすれば、「流れに逆らわない」のは流れるプールにいるみたいなイメージ。逆らわないけど、大きな流れに乗って前には進んでるぞ、みたいな表現で良いなと思いました。

玉井詩織ちゃん(黄)「そうですね、でも昔からこう…『できることを探せ』っていう風に育ってきたので、そのときに出来ないんだったらじゃあ今なにが出来るかとか、この方法でダメなら、じゃあどのやり方で出来るかっていうのは、けっこうみんな乗り越えてきた課題でもあったかなって思うので。だからリーダーが、猛烈宇宙交響曲第七楽章「無限の愛」の衣装で帽子をつけたままアクロバットをしろと言われ…重力に逆らえないわけですよ笑。帽子が落ちるじゃないですか。じゃあ、『帽子が落ちる方法を考えろ』という無理難題を押し付けられたときも、乗り越えてきたんだよね。」

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夏菜子ちゃん「しかもキャップとか頭にフィットする感じじゃなくて、船長みたいな。ただでさえ不安定な帽子だったんですけど、アクロバットしてるときに『絶対取れんじゃねぇっ』って怒られて。それで最終的にバンダナみたいのを頭に巻いてたんですけど。それもみんながどうしたら帽子が落ちないかって考えてくれて、このバンダナにベタベタに両面テープ貼ってくっつけるしかないんじゃないかって感じでくっつけたりとか」詩織ちゃん「今までこれで乗り越えてきたから、だからいまできないって言われたら今できる楽しいこととか楽しんでもらえることってなんだろうってけっこう切り替えられるようになってきましたね。」

玉井さんの言う「できることを考えろと言われて育ってきた」も面白いコメントです。具体例として夏菜子ちゃんの重力に逆らう無理難題を話していますが笑。小さい例えがあって分かりやすく、周りの大人の考えとももクロちゃんの素の部分の相性がいいんだなと思いました。

あーりん(ピンク)「なんだろう、でもやりたいからじゃないですか?やっぱり」吉田アナ「そうだ!スタプラフェスもなんで延期にしたかっていうと、やりたいんですよ。」あーりん「そう!まぁ別にそんなにやらなくてもいっかぁってことなたぴゃぴゃっと諦めちゃうと思うんですけど。やっぱライブやりたいし、みんなと一緒に楽しみたいし、楽しいこと見て元気になってもらったりとか、楽しい〜と思ってもらいたい気持ちは、変わらないので。まぁやるしかないのかなーって。」

前の2人の意見をドンとシンプルに言い表したのが、あーりんの「やりたいからやるんだ」発言。めっちゃ原点。吉田アナも賛同していましたが、今回延期になった1月のライブは、配信でもなく中止でもなく延期したのは、たしかにやりたいからそうしたんだと。胸熱です。そう言われてしまうと、ネガティブになる要素を探す余地もない感じでした。

れにちゃん(紫)「そうですね、さっきもお便りにあったように、延びちゃっていろいろ悲しくなっちゃったり残念だなって思っちゃったりすることもあるんですけど、でもやっぱ、その分やれることが増えたり楽しむ期間が増えたって考えると、それを無理やりにでも思うことで物事ってプラスになっていくと思うし、特にライブに限らずいろんなお仕事だったりそれぞれ今の状況の中で悲しい思いをすることがたくさん…寂しさを抱えてる人がたくさんいると思うんですけど、こんな時代だからこそ今まで築き上げてきた信頼関係、それはメンバー同士だったりもそうだしスタッフさん同士だったりモノノフさんだったり。そういうお互いを信頼しているからこそ、どんなことがあっても、例えば中止になっちゃったり延期になっちゃっても、きっとついてきてくれる、一緒にまた楽しい思い出が作れるっていう勝手な強いアレが、気持ちがあるので。そこは頑張れる一つの糧になってるんじゃないかなと思います。」

最後に、れにちゃんの「付いてきてくれると信じているから糧になっている」、これも一理ありますし、さすが菩薩という全体を包み込むコメントでまとまりました。

これを聞いて・・・

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・やりたいからやる

・できないことは割り切って、できることを考える

これが、4人の共通意見かなと思いました。

もちろん愚痴を言って発散することも大切です。でも、『仕方ないよね。』で終わらずに自分たちにできることを大なり小なりやり続けるっていうのは、大変な時期だからこそ少し意識を向けたいですね…。

4人それぞれの目線で語る「折れないために考えていること」の回答が面白かったです。

私もそう考えるのがいいよね〜と共感して聴いてました。

人の前に立つお仕事

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話は逸れますが、嵐の年末の配信ライブのレポをいくつか拝見して、そのときにも思いましたが、やっぱり人前に立つ仕事を長くしている人は人間性がすごいと。

そうなる理由として、人に見られ続けることで芽生える責任感もあるんだろうな…と思いました。

リハの映像など見ると分かりますが、本人たちと先生だけでハイ練習という感じでなく、いろいろな方面のスタッフさんもいて、自分の仕事をしたりリハを遠目に見たりしています。つまり、思った以上に常に関わる裏方の人数が多いんです。

いろんな人の時間を使って、自分たちのパフォーマンスとして仕上げていく。

想像しただけで、心臓がキュッとなります。

もともとの人間性と合わせて、そうした特殊な環境で育っていくと自発的にポジティブ精神になるのかなぁと思いました。いや、そういう人でないと続けられない、というのもあるかもしれません。

個人的おすすめ・折れない曲5選

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ももクロちゃんの曲は前向きな気持ちになる曲が多いので、その点からもオススメです。

最後に歌詞とコメントを1文添えて「個人的に折れない系ソング5選」をお送りします。

1.ピンキージョーンズ

6人時代から言ってること変わんね〜!と歌詞から改めて実感しました笑。

逆境 こそが チャンスだぜぃ 雨も嵐も -ピンキージョーンズ

2.DNA狂詩曲

歌い出しから気持ちが高まる1曲です。

泣くのは自分次第 笑うのも自分次第 さぁどうすンのか 決めな… -DNA狂詩曲

3.BLAST!

歌詞と低音に響くかっこいい歌で、私は曲も歌詞も全体的に大好きな曲です。

誰かの物差しで 自分を測ってたんじゃ ロマンが足りないんじゃないかい?-BLAST!

4.GODSPEED

曲の疾走感も合間って、ランニング中の背中もめちゃくちゃ押してくれる曲。

最高の自分だって 最悪の自分だって 追いついたらふり向かずに 追い越そう -GODSPEED

5.MORE WE DO!

ガールズバンドCHAIさん作曲の曲、お洒落で可愛い曲なんですが、歌詞も合間って大好きです。

Don't wanna stay この景色には すがるつもりないわ -MORE WE DO!

明るめの曲5つでしたが、しっとり寄り添ってくれる曲もたくさんあります。それはまた今度。

結論、ももクロは常に最高を更新し続けるようです…。

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