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🇯🇵🇺🇸株式市場まとめ(5/13-5/17 日本・米国)


🇯🇵日本株




🇯🇵第一四半期(1-3月期)実質GDP


 ・前年比率
   結果:-2.0%
   予想:-1.2%
   前回:+0.4%
  ・前期比
   結果:-0.5%
   予想:-0.3%
   前回:+0.1%

 日本経済は2四半期ぶりのマイナス成長となった。
 認証不正が発覚した一部自動車メーカーの大幅な減産が影響、個人消費や設備投資、輸出が停滞した。
 ブルームバーグの集計では、エコノミストは4-6月期に年率1.6%のプラス成長を予想している。ただ、足元の円安進行で物価高が再燃すれば、個人消費の下押し圧力となる可能性がある。





🇯🇵円安進行、企業の6割超が「利益にマイナス」-帝国データ


 輸入資材やエネルギーの高騰を十分に価格転嫁できていないといった声や、価格転嫁後に消費意欲が低迷したなどの声があった。
 一方、適正な為替水準は、50.1%が「1ドル=110円ー120円台」で、足元水準との間に大きなかい離があることが分かった。








🇺🇸米国株




🇺🇸米家計債務が過去最大、インフレ直撃で返済遅延も増加-NY連銀調査


 ニューヨーク連銀が14日に公表した調査報告によると、家計債務は1-3月(第1四半期)に17兆7000億ドル(約2769兆5200億円)と、前四半期から1840億ドル(1.1%)増加した。このデータはインフレ率が上昇する中で、米国の家計への圧力が高まっていることを浮き彫りにしている。
 上昇が続く食料品や家賃などが家計を苦しめ、生活必需品の購入にクレジットカード残高を膨らませざるを得ない状況になっている。クレジットカード債務は1兆1200億ドル。その約9%が2024年第一四半期に延滞状態(約1000億ドル)。

 富裕層の多いアメリカンエキスプレスの売上や利益は好調。延滞率や不良債権比率も低調。一方で、低所得者層のカード会社の延滞率や不良債権比率は上昇傾向。アメリカの平均的世帯は、現在過去最高の8000ドルのクレカ負債を抱えている。

 現在、米国の消費者はパンデミックで貯めた貯蓄を使い果たしても消費を続けている。後払いサービスの支出は過去最高の800億ドルに達すると予想されている。米ムーディーズは、インフレによる打撃でほとんどの低・中所得者層の余剰貯蓄は底をついたと分析している。

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