スポーツ嫌いの存在を無視している

皆さんは「スポーツ嫌い」をテーマにアメブロを更新されているken-pc-worksさんのブログをご存知でしょうか?

あの為末選手ともX(旧Twitter)上でやりとりをされ、スポーツ嫌い側からの意見を発信されていてとても興味深いブログです。

詳細はご本人のブログにお任せするとして、内容としては
"スポーツ側の人は「スポーツが嫌いな人がたくさんいる」こと自体を認識していない"
ということをスポーツ嫌い側から理論立てて説明してくださっています。

問題なのは少年野球やミニバス、少年サッカーなどスポーツ少年団を運営する側の人間が上記の"スポーツ嫌いな人がたくさんいること自体を認識していない"スポーツ側の人間であるということ。
それに対し、スポーツ少年団に参加している保護者の中には、自分の子どもがスポーツをやりたいというから送迎を行なっているだけの、ken-pc-worksさんの様なスポーツを憎んでいる側の人間が含まれている。

指導者側にこの部分の理解がない限り、「子どものスポーツ技術の向上のためには保護者の協力も必要」という保護者サイドへの押し付けがなくならないのではないかと思う。
スポーツ嫌い側の保護者からすれば子どもがそのスポーツを上達すること自体には特に興味がないにも関わらず、自分が学生の頃嫌いだった世界に巻き込まれる事を許容できるわけがないのです。

地域のスポ少を今後も続けていくためには保護者を巻き込まず指導者側だけで完結する仕組みを整えていくべきではないかと思っている。

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