「本当に好きなこと」なら永遠に続けられるのか?
熱量を持続し続けるのは本当に難しい。
例えそれが大切にしたい何かであっても。
最近特にそう思います。
自分が大切にしたいと思っていることや
あわよくば自分が仕事にしたいと思っていること
それでさえずっと熱量を持つのは難しい。
自分が一番の原因だと思うのは、
『気分の落ち込み』
「なんだそんなことかよ!」と思うかもしれませんが、本当に大事な観点だと思います。
自分の経験則から言えば、
得難い目標は大体がすぐに成就しません。
もっと砕いて簡単な言い方をすれば、
夢はすぐには叶わない
そんなものだと思うのです。
「容易く叶う夢は叶わぬ夢の次に悲しい」
という歌詞を聞いたことがありますが、
真っ直ぐ人々を満足させる「夢」とやらは、
どうやら簡単には得られないらしいです。
だからこそ長期的目線で考えて、
備える必要があって積み重ねる必要がある。
ただ、それって本当に難しいです。
今日はもしかしたら夢を追いかけるのに絶好の日かもしれません。
朝から機嫌が良くてエネルギーに満ちている。
では、明日はどうでしょう。
寝不足で身体が痛かったり気分がどんよりしていたり。
これって気をつけていてもコントロールって難しい。先ほど述べた「気分の落ち込み」は必ずくるものだと思います。
これをどう乗り越えていくのか。
どういう捉え方をしていくのかが大切だと思います。
自分は音楽を志していますが、芸術を志す人とSNSで繋がっていると感じることがあります。
人はすぐに折れる。
これは折れていった人たちに対しての悪口ではありません。むしろ折れるのが自然だと思うのです。
私も何度も折れそうになりました。
どんなにこれまで頑張ってきたとしても、
社会インフラに関わった分野でもないですし、辞めても緊急性がなく結局は娯楽の域を出ない。
誰も困らないし、続けるの辛いし。
そういった理由である日突然辞める。
芸術を志す人はこういったこと、
本当に多いと思います。
ただこれは本当の意味で
「向いているか向いていないか」という話だと
自分は思います。
例えば学校の体育の授業でも、1度教わったらすぐできる人、出来なくて色んな人に教えてもらうけどできない人っていますよね。
やはり「向いている人」というと前者の方が向いていると思いますが、では前者が全くやる気の無い生徒だったらどうでしょう。
身体を動かすことに興味がない。その人は体育に、そのスポーツに向いているといえるでしょうか。
逆に言えば、後者に凄まじいやる気があったらどうでしょう。一日何時間も練習する気概と試行錯誤し続ける思考力があったら。
自分が思う「向いている」というのは、
そういった気持ちの面だと思うのです。
折れそうな時にも、好きだから、
続けたいからという理由で続けられる。
そんな人が向いている人だと思います。
そんな人は、折れそうになっても折れません。
折れてもまた治そうとします。
羨んだあの人は突然その結果を手に入れたわけではない。見えないところで積み重ねて積み重ねて手に入れている。
それを肌で感じ取っています。
自分もいつか、と信じ続けられるか。
タイトルの答えはきっと「YES」だと思います。
「本当に好きなこと」と胸を張って言えるならばそれは「向いている証」だと思いますし、
続けられない人はそもそも「本当に好きなこと」を見つけられないのではないかと思います。
楽しい日も辛い日も、日々積み重ねる。
そんな日々が辛くても幸せだと感じるなら、
それは向いていることなんだと思います。
どうか少しずつ頑張っていきましょう。
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