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パームトーンイベントレポート

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京都木屋町にある、fm GIG直営にしてPALMTONE RECORDSの本拠地「イベントスペース・パームトーン」で開催されたイベントのレポートを中心に、様々なイベントのレポート…
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#籾井優里奈

新しい年の幕開けは新風とともに〜1/7(日)「わくわくパームトーンサンデー at RAG」レポート

新しい年の幕開けは新風とともに〜1/7(日)「わくわくパームトーンサンデー at RAG」レポート

1/7(日)は2024年最初のイベント「わくわくパームトーンサンデー at RAG」でした。お越しいただいた皆さま、ありがとうございました。

PALMTONE RECORDS所属アーティスト勢揃いということで、いつの間にやら毎年恒例年初のイベントとなっているのですが、今年は京都の老舗ライブハウスRAGでの開催。

全員揃うのも久しぶり、お互いのパフォーマンスを見るのも久しぶりということで、今回は

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太田裕美「九月の雨」を語って歌って!〜冴沢鐘己のレトソンミュージック#1 ゲスト:籾井優里奈

太田裕美「九月の雨」を語って歌って!〜冴沢鐘己のレトソンミュージック#1 ゲスト:籾井優里奈

毎月1回イベントスペース・パームトーン(京都 木屋町)で開催されている懐メロカバーライブ「籾井優里奈のレトソン・ミュージック」

そのライブの中から1曲チョイスし、あれこれ語って映像を紹介しています。

今回は籾井優里奈をゲストに迎えて、太田裕美「九月の雨」について語る! もちろん生演奏も!

籾井優里奈(Vo)、冴沢鐘己(G)、ねこびより音楽部(アコーディオン)

【籾井優里奈(もみいゆりな

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手を替え品を替え、てんこ盛りの3時間半〜(9/4)「わくわくパームトーンサンデー」ライブレポート

手を替え品を替え、てんこ盛りの3時間半〜(9/4)「わくわくパームトーンサンデー」ライブレポート

 結局、「わくわくパームトーンサンデー」の前身である「わくわくシティーパーク(at ゼスト御池)」とは何だったのかといえば、「通り過ぎる人の足を止めるため、手を替え品を替え矢継ぎ早にエンターテイメントを繰り出す」だったのです。

 モデルにしたのは、テレビの(特に昭和の)音楽番組。新曲披露や定番曲メドレーやその日しか見れないコラボやら懐メロのカバーやら、そんなやつ。

 同時にアーティストとしても

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テーマは、「ロックコンサート的なカタルシス」〜8/11(木)「籾井優里奈コンサート’22 季節風便・真夏」at LiveSpot RAG ライブレポート

テーマは、「ロックコンサート的なカタルシス」〜8/11(木)「籾井優里奈コンサート’22 季節風便・真夏」at LiveSpot RAG ライブレポート

 こういう言い方をするとえらくカッコつけてるみたいだけど、ちょっと今なかなか過去を振り返る時間がないのです。未来に向けてのやることが多すぎて。

 肌感覚で言えば来年はもっと忙しくなりそうなので、そのための準備におおわらわ。「何が必要か」「何をすべきか」というのは、マニュアルみたいな正解はないので、いろいろ状況を分析しながら脳みそをひたすら酷使するのみ。

 とは言うものの。

 備忘録として記録

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宇多田ヒカルもレトソンなのだ!〜4/30(土)「Shake My Daysの土曜パームトーン劇場」「籾井優里奈のレトソンミュージック」レポート

宇多田ヒカルもレトソンなのだ!〜4/30(土)「Shake My Daysの土曜パームトーン劇場」「籾井優里奈のレトソンミュージック」レポート

 コンスタントに毎月開催している懐メロカバーイベント「籾井優里奈のレトソンミュージック」。

 4月は優里奈の体調不良による延期のため、日程調整の都合によりねこびより音楽部さんは不参加となりまして。その代わりに新しい日程では「Shake My Daysの土曜パームトーン劇場」との2本立てになり、レトソンにも光希が参加するというレアな回になりました。

 まずはそのShake My Days。新曲リ

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勇ましく、その剣を天に掲げるが如し~籾井優里奈の土曜パームトーン劇場 2020/2/8

ファンタジーRPG(ロールプレイングゲーム)でよくあるお話。

「力・技・心を兼ね備えた勇者でないと、大岩に刺さっている伝説の剣を抜けないシチュエーション」に屡々遭遇する。

その伝説の剣を引き抜いた時、それが真の勇者の証となり、魔界の王を討伐して世に平和を取り戻す権利を得るというのだ。

大袈裟な例え話になってしまいがちになる。が、この日の「籾井優里奈のパームトーン劇場」では、

まるでその「伝

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「あの頃の空気」「あの頃の風」の中に弾けてゆく~籾井優里奈の土曜パームトーン劇場 2020/1/11

青春はこわれもの 愛しても傷つき

青春は忘れもの 過ぎてから気がつく

岩崎宏美の歌う「思秋期」の一節である。作詞は阿久悠だ。

青春の頃を遠く過ぎて、ふと現在(いま)に気づいた大人が、

「どこかに甘酸っぱい思い出を忘れて来てやしないか」と、

振り返ってしまうその時、心は「あの頃の風」「あの頃の空気」「あの頃の純粋さ」で満たされることを望んでいるに違いない。

ノスタルジーのひと言で形容する

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