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「お金がない」が口癖の危険性(2)自分のやりたいことが分からなくなる

オリジナル記事掲載日:2019年9月13日

どうにもこうにもお金がないと、
「お金がない」が口癖に
なってしまいますよね。

しかし、その言葉を
口癖にしたまま放置していると
危険なのです。

「お金がない」と言う言葉で
思考停止して、
自分が何をやりたいのか
分からなくなってしまうからです。

* * *

「お金がなくて困っている時は、
まず『お金がない』という言葉を
使うのをやめてみましょう」
という話を以前書きました。
 ↓

この時は
「言葉から生まれるストレスで
自分を余計に落ち込ませる
ことになっちゃいますよ」
というお話でした。

しかし、「お金がない」
という言葉の効果は
“余計なストレスを生む”
だけではないのです。

* * *

例えば、友人から
飲み会に誘われました。

「お金がないから行けないや。
ごめんね」と断ったとします。

もしかしたらこの時、
「お金がない」以外の
理由があったかもしれません。

その飲み会のメンバーに、
あまり好きじゃない人がいた。

会場の居酒屋が、
自分が好きじゃない店だった。

「お金がない」という言葉を
使ってしまうと、
「本当の行きたくない理由」
がすべて無視されます。

それが、
「思考停止」状態を呼びます。

自分の感情や考えなど、
すべてを
「お金がない」
でスルーしてしまう
のです。

そうすると、
いざお金ができたとしても
「自分は何が好きなのか」
「自分は何がやりたいのか」
がまったくわからなく
なってしまうのです。

* * *

実は、わたしのパートナーが
この状態になっていました。

何をするにも
「お金がない」を
口癖にしていたので、
いざ「やりたいことはない?」
と聞くと、
なんっにも出てこないのです。

そこでわたしは、
「お金がないって
言うのを禁止しよう」

とルールを作りました。

「お金がない」が
言い訳に使えなくなると、
人はちゃんと
“考える”ようになります。

「お金がないからじゃないよね?
他に何か、行きたくない
理由があるんでしょ?」

と毎回聞くようにしました。
(最初は相当ウザがられました 笑)

しかし徐々に、
「どうして行きたくないのか」
が答えられるように
なってきたのです。

それだけではありません。
最近は、彼の方から
「〇〇へ行こう」
「〇〇がほしい」
「〇〇を買いたい」
「〇〇が食べたい」
とたくさん希望を
言うようになりました。


それまでは、
「あなたの食べたいものを食べよう」
「あなたの行きたいところへ行こう」
としか言っていなかったのに、です。

「この人はそういう、
主体性がない性格の人なのかな?」
と思っていましたが、
今はっきり希望を言える姿を見ると
「お金がない」の呪いに
かかっていたんだなあ
、と思います。

この記事を読んでいるあなたは、
「お金がない」の呪いに
かかっていませんか?

自分のやりたいことを、
はっきり言えるでしょうか?

ごきげんよう、さようなら。

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