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やる気が起きない時の対処法

不定期に「やる気が起きない症候群」がやって来る。
もうそういう時は「やる気の起きなさ」に身を委ねている。

「こんなダラダラしてちゃダメ!」
「あれもやらなきゃ! これもやらなきゃ!」
と思っていると、さらにやる気が起きず、体を起こせない時間が長引くからだ。

そういえば前にこんな漫画を描いたことがある。

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もうわたしはやる気が起きない時は全力でスマートフォンアプリのゲームをやったりする。こんなにやってて大丈夫か? と思うくらいやる。
もしくは漫画を思いっきり読んだりする。

そうすると、ある時スッと「あ、やろう」というスイッチが入るのだ。
なぜかは知らない。
たぶん、自分に「休んでいいよ」「好きなことやっていいよ」の許可を出せたからだと思う。

ある日突然やる気がなくなる人の話を聞いていると、大体みなさん「休むこと」に罪悪感を持っている。

「好きなこと」を自分に禁止していることも多い。
なんなら、禁止しすぎて「一体何が好きだったのか」わからなくなっている人もいる。

やる気が出ずに何もできない自分を責めている人は、大体「効率的に動く」のが好きだ。スケジュール通りに予定がこなせるとウキウキしちゃう(わたしもそう)。だから、非効率で非生産的な自分が許せない。

わたしは気づいたが、非効率で非生産的な自分を責めれば責めるほど、自分の体は動かなくなり、「非効率で非生産的な自分」が継続する。
早くそこから脱したいなら、「非効率で非生産的な自分」を許すことから始めた方がいいと思う。

「非効率で非生産的な自分を許したら、ずっとダラダラしちゃうかも!」と思い、それが怖くて認められない人が非常に多いのだが、意外と開き直って遊んでいた方が「飽きる」ものだ。

スマートフォンアプリも漫画もその他娯楽も、そればっかりやっていると大体「飽きる」瞬間がやって来る。

もし「飽きない」のであれば、「本当はこんなことしてる場合じゃないのにやってしまう罪悪感の蜜の味」が美味しいのだろう。

罪悪感の蜜はいつまでも吸い続けられる。わたしもよく吸っていた。
スマートフォンアプリゲームなんかよりよっぽど怖い。

ともあれ、ダラダラしちゃう自分を、許してあげてほしい。
ごきげんよう、さようなら。

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