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「うつは甘え」って言う人、別の精神障害にかかってるんじゃないか

オリジナル記事掲載日:2019年7月3日

「うつ病」とか
「落ち込みやすい人」に
めちゃめちゃキレたり
嫌ったりする人いるじゃないですか。

あれ、別の精神障害に
かかってるんじゃないかと
かなり前から考えています。

本当に精神が健康な人って、
うつとか落ち込みやすい人に
寛容だもの。

* * *

インターネットの世界にいると
うつ病に対しておおらかな人が
増えていて、
「世界は変わっているんだなあ」
と希望を持ちます。

しかし、わたしの住む島根県では
未だに「うつは甘え」と
言っている人もいて(しかも身近に)、
普通に地獄です。

で、そういう人を
静かに観察してみると、
「別の精神障害なのでは?」
と思うくらい、
思考や行動が偏っています。

わたしはうつ病じゃなくて
境界性パーソナリティ障害に
かかっていたので、
(今はもう症状出ませんが)

「自分の心が弱いから、
同じく心の弱い人に
共感してしまうだけかも…」

と以前は思っていました。

しかしよく考えると、
病んでた当時、前向きな友人
(今まで精神疾患に
かかったことのない)に
ネガティブな相談をすると

「へ〜、巴ちゃんは
そういう考え方になっちゃうんだね。
まあしょうがないんじゃない?
で済んでました。

この子が特別に
変わった子なのかなあ、
と思っていたのですが、

「おかしかったのは、
うつ病やネガティブに
執拗にキレる人のほう

だったんじゃないか」

と今は考えているんです。

* * *

今まで
「ネガティブを激しく
否定(拒否)する彼氏」や
「ネガティブを激しく
否定(拒否)する親族」と
付き合いがあったのですが、

その人たちの言動や行動を振り返ると
自己愛性パーソナリティ障害
の特徴にけっこう
当てはまるんですよね(^^;

●自己愛性パーソナリティ障害診断基準
以下のうち5つ(またはそれ以上)によって示される。

1.自分が重要であるという誇大な感覚(例:業績や才能を誇張する、十分な業績がないにもかかわらず優れていると認められることを期待する)。
2.限りない成功、権力、才気、美しさ、あるいは理想的な愛の空想にとらわれている。
3.自分が“特別”であり、独特であり、他の特別なまたは地位の高い人達(または団体)だけが理解しうる、または関係すべきだ、と信じている。
4.過剰な賛美を求める。

5.特権階級(つまり、特別有利な取り計らい、または自分が期待すれば相手が自動的に従うことを理由もなく期待する)。
6.対人関係で相手を不当に利用する(すなわち、自分自身の目的を達成するために他人を利用する)。
7.共感の欠如:他人の気持ちおよび欲求を認識しようとしない、またはそれに気づこうとしない。
8.しばしば他人に嫉妬する、または他人が自分に嫉妬していると思い込む。
9.尊大で傲慢な行動、または態度。

「自己愛性パーソナリティ障害」@ハートクリニック

まあ、実際のところはわかりませんし、
もう距離を置いてしまったので
「病気だったのかどうか」自体に
興味はないのですが。
(本人に伝える気もないです、
「わたしの課題」じゃないから)

わたしが一番お伝えしたいことは
何かと言うと、
「自分は心が強い」
「自分は精神病なんかにならない」
「うつなんか甘え」
と、精神疾患や精神障害を
バカにしていると、

自分がいざなってしまった時、
めちゃめちゃ死にたくなるので
気をつけてくださいね、

という話でした。

なぜなら、自分が心から
バカにしているものと
同じ状態に自分がなっちゃったら、
自分のプライドが許さないから
です。

「弱い自分」を認めるなんて
死ぬほど嫌だから、
本当に死んじゃうんですね。

* * *

そして、
なぜかうつ病やネガティブに
執拗にキレる人々に
傷つけられている方は、
できるだけ早くその人から
離れてください。

精神的にも、物理的にも、
できるだけすみやかに
できるだけ遠くへ。

自覚している精神疾患・障害より、
自覚していない精神疾患・障害の
ほうが厄介ですから。

うまく離れられた方は、
もうその人のことは
思い出さなくてOKです。

「あっ、きっとあの人も
病んでいただけだったんだな…」
で済ませて、
記憶のシュレッダーにかけましょう。


時々会うことがあっても、
深入りしないこと。
特に喋らないこと。
隣の席に座らないこと。笑

ごきげんよう、さようなら。

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