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マウントを取る(マウンティング)人に出会った時の5つの対処法

マウンティングとは、「周囲および相手よりも自分が優位に立っているのだと過剰にアピールすること」を言います。

とはいえ、人に思わず言いたくなるほど嬉しかったことや良かったことは誰しもあるはずです。私にもあります。それをちょっと言っただけで「マウントを取られた!」とか思われてもたまったもんじゃありません。

逆に、マウントを取られているのに気づかなくて、知らず知らずのうちに心がチクチク傷んでいることもあります。

なのでまず、「人を嫌な気持ちにさせるマウンティングとは何なのか」を考えた上で、そういうことをしてくる人に出会ったらどうやって乗り越えるか、という対処法を考えていきましょう。

◆人を嫌な気持ちにさせるマウンティングとは何か

先述した通り、相手がちょっと嬉しかったことや良かったことを話しただけで「マウントだ!」と騒ぐ人はそっちが心の病気です。

無意識にやっている人もいますが、基本的にマウントを取る時には“そうするための意志”が必要です。

学歴にしろ収入にしろ車や恋人や知識にしろ、別に誰でも人より多く持っているものはあります。
しかし、それを言っても別に嫌味じゃない人もいますよね?

だから優位に立つ発言そのものより、人はみなその裏にある“意志”に対して嫌な気持ちになっているのではないかと思うんですね。

たとえば下記のような“意志”にもとづいて行われるマウント取りが、あなたを嫌な気持ちにさせるのではないでしょうか。

・相手に命令したり、相手を思い通りに動かそうとしたい意志
ex.「お前は俺より〇〇が下なんだから、あれやってこい」

・自分が一番目立ちたい/相手に勝ちたい意志
ex.「へー、〇〇持ってるんだ。私はそれより高い〇〇持ってるけど」

・とにかく相手を否定したい意志
ex.「そのくらい誰でもできることでしょ? 僕は〇〇までやったけどな」
(※「目立ちたい/勝ちたい」に繋がる場合もある)

あと“聞いてもいないのにわざわざ自分から言ってくる”とか、“わざわざ人の話に割り込んできて言ってくる”とかいう態度が「嫌だな〜」と思わせることもありますね。

個人的にはSNSのコメント欄などでわざわざ自分の知識をひけらかしたり、相手よりなんらかのステータスが上だということをアピールする人も“嫌な気持ちにさせるマウントを取る人”だと思っております。

なんでわざわざ人のコメント欄で言うんだよ、自分のブログで言ってろよ。

◆マウントを取る人に出会った時の5つの対処法

これはあくまで個人的な方法ですので、読む方全員に当てはまるかどうかはわかりません。

・サルだと思う

マウンティングとはそもそも哺乳類のオスが交尾をしたい時にメスの上に覆い被さる行動です。ただしニホンザルは同性(オス同士)でも順位づけを行うために、優位なほうが劣位なほうに馬乗りになるのだそうです。
参考:「マウンティングとは?」(コトバンク)

どうぶつ奇想天外の記事でもそんな話が載っていました。

自分の順位が低いと思うと自らマウンティングをお願いするなんて……悲しい……。でも人間でもありそう。

というわけでわざわざ自分が優位個体であることを強調しようとする人は「ニホンザルなんだな」と思っておけば怒りも悲しみも湧かないのではないでしょうか。

ちなみに以前は「ゴリラだと思おう」と考えていましたが、ゴリラはマウンティングはするけれども優劣の意識はないのだそうです。

ゴリラでもできることをできない人にイライラしたりションボリしたりするほうが損です。やめましょう。

・自分にあった良かったことを言わない

マウントを取る人は、基本的に劣等感(正確には劣等コンプレックス)が高いと考えられています。

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