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胸を張って言うけどメンヘラだった時期は本当に無駄だった

オリジナル記事掲載日:2019年11月17日

わたしは今なら胸を張って
自分がメンヘラだった時期は
本当に無駄だったと言えます。

現在メンヘラの人に失礼だろって?
いや、もう、とにかく本当に
早く抜けた方がいいと思うんです。

わたしが「メンヘラだった頃も
あってこそ」とか
「あの時期のお陰で今がある」とか
美談にしちゃったら、
ますますあなたはその
つらくて苦しいメンヘラから
抜けにくくなるでしょ?


「必要な時期」になっちゃいますからね。

そんな時期はいらない。
早く抜けた方がいい。

* * *

今より若い頃の
写真を見返して思うのは、

「お前は何でこの
肌がピッチピチの時に
今みたいなことを
やっておかなかったんだ」

ということです。

(ちなみにこの記事
トップ写真の右端が2019年、
それ以外は5〜7年前。)

シミやシワができようが
何歳からでも
好きなことやっていい!
誰が何と言おうと
自分の好きなことを
楽しもう!!


…と今は思っているので、
金髪にもするし
大好きなブランドの服も
買いますけど、

やっぱりちょーーっとだけ
「20代のピチピチ(死語)の時に
やっておけばよかった〜!」

と思うんですよね。

そのとき何やってたかって?
病んでましたよ。
メンがヘラってましたよ。
こちとら10歳から34歳まで
ずーーーーーーーーっと
病みっぱなしでしたからね。

メンヘラ真っ最中の時は
「自分の意思では
この闇(病み)から
抜けられるわけない」
と思っていましたが、
今となっては

「自分の意思でいくらでも
抜けられたわ〜〜〜!!!!
アホ〜〜〜〜〜!!!!!」

と思います。
「怒りのグルーヴ」の時の
嘉門達夫の叫びばりに思います。
あ、嘉門達夫さん知ってますか?

わたしが小学生くらいの時に
「鼻から牛乳」で有名になった人です。
なんか新しいバージョンが
公式チャンネルで上がってた…。
笑ってしまった。

しかも今は
「嘉門タツオ」名義なんだ…。
カタカナ…。

閑話休題。

もう本当に、
「巴さんは特別な人間だから
メンヘラを抜けられた」
と思われるのも
言われるのも嫌
なんです。

違うんです、
誰でも抜けられるんですよ。
特別な才能なんか
なくたっていいんです。

自分で「もう終わらせる」と
決められることが大事なんです。

わたしは才能があったから
メンヘラを抜けられたというより、
むしろメンヘラが
わたしの才能を邪魔していた、
と言っても過言ではないんですね。

わたしはもともと今のような
能力があったんです。
なのにそれを表に出すのが怖くて、
メンヘラで隠していたんです。

人間誰しも、
その人にしかない才能を
必ず持っていると
わたしは信じているんですね。

だからメンがヘラっている人にも
もちろん魅力的な才能が
あるなあと感じています。

自分でそれに気づいていないんです。
もったいない!!!
早く気づいて〜!!!!!

ってわたしが言っても
気づかないんですよね、みなさん。
どうしたら伝わるんですかね〜。
最近はいつも、
そんなことばかり考えています。

「若いうちに抜けてほしいなあ」
という思いを持ってはいますが、
とはいえ、30代、40代、それ以上で
メンヘラを抜けようとも、
まだ全然遅くないとも考えています。

なぜかというと、わたし自身が
30代中盤でメンヘラを抜けて、
その後ハイスピードで
自分のやりたいことが
できるようになったからです。
自分以外にもそういう方を
見かけます。

だから、メンヘラ期を抜けたら
きっと忙しくなると思うんですよ。
たぶん、死ぬ時後悔するくらい、
時間が足りなくなるんじゃ
ないでしょうか。

「ああ、こんなに楽しいのに、
死ななきゃいけないなんて!」
「あの時、死にたい死にたい
言って止まってた時間を
今使いたい!!」って。


逆に「あーよく生きた!」
と思って死ねるかもしれない。
知らんけど。
わたしまだ死んでないので。

ということで、
あなたが今いったい
何歳なのかはわかりませんが、
心の闇は必ず抜けられます。
誰でも。例外なく。
あなたがそう決めることが
できたなら。

ただひとつ、それだけ
気づいてもらうために、
わたしは今までも、
今この瞬間も、
これから先の未来も
ずっと言い続けます。

メンヘラでいる時間、
本当に無駄!

早く抜けた方がいい!
「あの苦しかった頃の
おかげで今の自分がある」
とか美談にしてる場合じゃない!

歌詞かよ!


わたしは今、
その時間をこねて固めて
抜け出した今に使いたい!
「抜け出した今」も
なんだか歌詞っぽい!!

……あなたも、
そんな風に思える日が
早く来ますように。
ごきげんよう、さようなら。

2022年追記:

この記事を書いた3年後の今は
「まあでも、そのときは
精神病が必要な時期だったんだし、
しゃーない」
「あれのお陰で色々なものを得たな」
と前向きに考えるようになりました。

が、やっぱり精神病を
ただただ美談にするのは
私個人としては気持ち悪いし、
もし私が30代前半で気づかなくて
39歳の今もずっとメンヘラだったら
と思うと本気でゾッとするし、
早めに気づいてよかったと思うので、
メンヘラだった時間は
「さっさと治したほうがいい
無駄なもの」
だと言い続けたい
です。

もちろん人生には無駄も必要です。
ただ、無駄はどこまで行っても無駄です。

あとメンヘラを抜け出した人を
神格化しないで欲しい。

別に普通の人間です。

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