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自分ができない方向性ばかり頑張ってもうまく行かねぇんだよ!

去る2022年4月10日(日)、広島コミケ出展終了しました!
星見かおるさんと合同サークルで出たんですけど、横で見ていて色々勉強になったり、考察・分析したことがあったのでシェアします!

人のやり方をとりあえず真似てみるのはすごく大事。しかしそれ「その人だから」できていることもあるので、「自分に合ってねえ!」と思ったら方向転換するのも大事だよ! って話です。

まずはこちらをご覧ください

私がプロフィールに使っている写真(左)と、星見さんがサイトのプロフィールページに使っている写真(右)です。
合同サークルなんで、こんな感じで隣接して広島コミケに出たんですね。

星見さんはけっこう通りすがりの方が「おっ」て見てくださって購入したり、通りすがりの初見さんから声をかけられたりしていたんですよ。

一方私は、気にはしていただけるんですけど、なんか遠巻きに見られていたり遠慮がちにされることが多かったです。

いま写真並べて気づいたんですけど、

いやこいつ話しかけづらっ!!!!↓

と思いました。

そりゃこの二人が並んでたら星見さんのほうに話しかけるよ!

なぜ見本を立ち読みしてもらえないのか

今回の広島コミケ出展で最大の反省点のひとつが、「同人誌をほぼ全く立ち読みしてもらえないこと」でした。

星見さんも私も、「どうぞお手にとってご覧くださいね」とは言っていたんですよ。

で、隣に座っていて気づいたんですけど、星見さんは「自分から声がけ」にプラスして、お客さんの方から「これ読んでもいいですか?」ってたずねられるんです。

私はそれゼロでした。

だっていいですか、見てくださいよ。

いや話しかけづらっ!!!!

本人も作風も話しかけづらっ!!!!!
そりゃ星見さんのほうが声かけやすいわ!!!!!

仮にこうであったとしても、
 ↓

「あっかわいい……エッ、あ、あなたが描いたんですか……?
あ、ヘェ〜、か、かわいい〜……(イメージ違いますね)……」
ってなる。私が客だったら、なる。

でもネコトバポストカードは絵が可愛いので、遠巻きに気にしてくださった方へ「どうぞお気軽に手にとってくださいね」とお伝えしたら、今回の出展で一番出ました。ありがとうございます。

わかりやすいジャンルでない者は明確な案内が必要

星見さんは絵が可愛いのにあわせて、さらにジャンルがわかりやすいんですよね。エッセイ・旅行・占い。
話しかけやすい+絵が可愛い+ジャンルがわかりやすいという最強布陣なのです。

かといって私は旅行漫画も占い漫画も描けないし、メインジャンルが「ヒゲ眼鏡」なので、自分がわかりにくいジャンルなのは仕方ない。
なんだ、ジャンル:ヒゲ眼鏡って???

しかし、「とりあえず立ち読みしてもらえたら面白い(はず)」という自負はあります。しかしその立ち読みにすら到達しない。
なぜなら本人が話しかけづらいからです。

「そんなことないですよ!」と思ってくださった心やさしき人も数名いらっしゃると思いますが、それはあなたがこのnoteやTwitterやブログやメルマガやYouTubeやツイキャスかなにがしかで「私の人柄を知っているから」です。

もちろん、それも告知宣伝手法のひとつなんですよね。
「会場でパッと気にしてパッと読んでパッと買ってくれる人はほぼいないので、事前の告知や発信で作風や人柄を知ってもらうのはめちゃくちゃ大事」なんです。
銀久さんのインタビュー記事でも書いていた気がするそれ。
 ↓

だから私はこれまでずーーーーっとそれを大事にしていましたが、今回星見さんと隣接して気づきました。

その場でパッと気にされてパッと読んでパッと買ってもらえる人がこの世にいる。

そして私はそのタイプの人間じゃないので、星見さんと同じやり方をやっても見事に玉砕するだけです。
かといって、SNSでの知名度が低すぎる(っていうか広島では全然知られていない)ので、事前告知も届かない。

そこで考えました。

話しかけてもらえないならPOPをわかりやすくするしかない

まだ出来上がっていないんですけど、「立ち読みしていいですか?」って聞かれないタイプの人間なら、聞いてもらわなくても「あっ立ち読みしていいんだ!」と思わせなければいけません。

そこでPOPです。

「どんどん立ち読みしていってくださいね!」とか「お気軽に立ち読みしていってくださいね!」など、めちゃくちゃわかりやすいデカイ文字でPOPを作るのです。

私がどんなに話しかけにくい外見をしていようが、POPさえ見てもらえば、思いは伝わる。きっと。

実際、今回3冊ほど無料配布冊子があったのですが、「無料配布冊子ですお気軽にどうぞ!」と太いゴシック体で書いたラミネートPOPを置いていたらけっこうお持ち帰りいただけました。ありがとうございます。

やってもいねーのに「無理」って言うのとは違う

ここまで書いておいてひとつ誤解のなきようにしたいのですが、私はやってみてもいねーのに「私は〇〇さんとは違うからあのやり方やっても無理だよね……」と言うのは大嫌いです。
「あの人は才能があるからできるんだ、私なんて……」も大嫌いです。

いや、それで片付ける人がいるのは一向に構いませんよ。
自分がそれをするのは大嫌い、って話。

とりあえず、自分と外見が違おうがなんだろうが、才能があろうがなかろうが、いろんなやり方を自分も1回はやってみます。
というか1回ではわからないので、少なくとも2〜3回はやります。

星見さんと隣接でイベント出展したのは今回が初めてでしたが、私は今までもイベント参加して「声がけ」「ディスプレイ工夫」「事前告知」はやってきました。やってきた結果、「過去を振り返って考えてみても、星見さんと同じやり方では私はうまくいかない」と思いました。

私は心理カウンセラーもやっているのでたびたび感じるんですけど、人が苦しむときは「自分とは別人の誰かになろうとしてなれなくて『あの人みたいになれない自分はダメだ』と思うとき」です。

あの人みたいになれなくていいんですよ、別人なんだから。

私が星見さんみたいになれないのも当然です。
だって別人なんだから。

厳密に言うと色々と似ているところもあるのですが、少なくとも出展や接客や仕事の仕方は真逆です。
そして、私が星見さんみたいになれないように、星見さんもまた私みたいにはなれないんですよね。

だから、私には「私にしかできないこと」「私だからできること」があるのです。

これからも私は「星見さんいいな〜」「星見さんすげー!」って言いながら、「さて、私は私にしかできないことをやるか」ってやっていくと思います。多分この記事もその一環です。

最後になりましたが、スペースまで遊びに来てくださった方々、お買い上げくださった方々、本当にありがとうございました!

そして星見さん、ネタにしてごめん!笑
次も合同でよろしく!

次回は5月22日(日)関西コミティアに2人で出展します!
お近くの方はよろしくお願いしま〜〜〜〜す!

後日談書きました!↓

星見さんのnoteはこちら!↓

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