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仕事しながら漫画を描くようになってから、1日が光のように過ぎていく

またnoteの更新を忘れていたので、23:59にとりあえずの記事を投稿し、この文章を書いている。毎日連続投稿がなくなるところだった。

漫画のペン入れに没頭していると、ついついこうなってしまう。
こうならないように、昔のブログ記事を引っ張り上げて「note毎日投稿」をキープしているのだが。

私は「漫画家カウンセラー」を名乗っているが、現在メインの仕事は
・カウンセリング
・デザイン
・イラスト制作

だ。

今描いている漫画は出版社に所属してどこかに連載しているものではない。
金銭は発生しているものの、「仕事」とは分けて描いている。

今年は「月に1話描く」を目標に自主連載しており、先月で7ヶ月連続達成した。どうせなら1年いきたい。

少し前までは広告漫画を描いていたが、この「仕事とは微妙に違う、金銭の発生する自主連載漫画」が描けなくなってしまうので、意図的にやめた。
営業もかけていない。
打診された依頼も断った。(断ったのは他の理由もあるが)

広告漫画を断ってもやっていけるくらい、仕事の依頼がいただけるし収入もある。非常にありがたい。しかし漫画との両立が猛烈にむずかしい。
とはいえ私はフリーランスなので、時間と場所を拘束される会社員のかたに比べたらずっと両立しやすい環境にあるのだろう。

だが、わずか1〜2年前までは3ヶ月に1話とか半年にやっと1話完成させるペースで描いていた。同じ環境だったのに。
今より仕事も少なかったはずだ(多分。体感ではそう)。

月に1話描けるようになった今なら思う。
「怠惰だったな」と。

いや、仕事をしながら漫画を描こうとして描けない人たちを怠惰だと言いたいのではない。これは「私の話」だ。
少なくとも私に限っては、「仕事が忙しくて漫画が描けないよ」は完全に怠惰だった。

私はただ自分の漫画に自信がなかっただけだし、自信がないぶん完璧な作品を描こうとしていた。だからひとつひとつの作業が遅かった。

発表して人に見られるのが怖いだけだったのに、「仕事が忙しい」などと格好のつく言い訳をしていたのだ。

「自分に言い訳をして描こうとしない」が怠惰でなくて何だというのか。

そもそも仕事が忙しかったのは「自分の仕事を低価格でしか販売できなかった」から、つまり薄利多売だったからだ。
それもやはり自信のなさに行き着く。

あの頃より自信が持てるようになったことも、仕事をしながら漫画を月1話描けるようになった理由だろう。

とはいえ、いま自分の全てに対して猛烈に自信があるか? といわれたら、無い。別に無い。

特に漫画に対しては、「これは面白いのか?」「自分としては面白いと思っているが、実は人から見たら猛烈につまらないのでは……?」「友人たちは私が描いていると思っているから『面白い』と言ってくれるのでは……?」と月に2回くらいは思う。

友人を信頼していないようで申し訳ないが、この声ばっかりは一生付き合っていかねばならんのだ。昔はもっと多かったので、月に2回程度で済むようになったのは大きな進歩だ。

自信のなさに飲み込まれそうになるが、「それどころじゃねえ」と私の中のなにかが突き動かす。そんなことを言っている場合ではない、そんな時間はない、おまえ1000年生きるつもりか、さっさと描き進めろ、と。

そうすると1日が光のように過ぎていく。そしてnoteの更新を忘れかける。
今日はそんな日でした。引き続き漫画描きます。

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