周りが自分に同調しないと腹が立つのはなぜ?
恋人が自分の誘いを断って不機嫌になった。
嫌な人の話を友人に言ったら「そのくらい別にいいんじゃない?」と言われてムッとした。
好きなものの話をしたら「自分は好きじゃない」と言われて腹が立った。
……みたいな経験はありませんか?
あるいは、身近に
・友人グループの中で1人でも意見が違うと怒り出すリーダー格の人
・周りが全員自分の意見に賛成しないとあからさまに不機嫌になる上司
・「自分は行きたくないから、1人で行ってきたら」と言うとブチ切れる彼女
とかいませんか?
なぜあなたは、あるいはその人は、周りが自分に同調しないと腹を立ててしまうのでしょうか。
などと言っている私も、かつて“周りが自分に同調しないと腹を立てる人”でした。まあ私の場合は、病気の症状でもあったんですけども。
今は自分と反対意見を言われても、「そっちはそうなんだね〜」で片付けたり、「じゃあお互い自由にしようぜ!」と別々に楽しんだり、「何でその意見になったの?」とむしろ興味を持つくらいになったんですよね。
なぜそうなれたのか、って話を今日はしていきたいと思います。
◆何が怒りを呼び起こしているのか、原因を突き止める
心理学を学んだ私がまずやったのは、
「私はなぜ自分に同調してもらえないと腹を立てるのか?」
という原因を追求することでした。
人それぞれ色々な原因があるかと思いますが、私が自分自身の中に見つけた大きな原因は以下の3つです。
・孤独感を常に抱えていた
・「意見が違う」=「私のこと好きじゃないんだ」に直結していた
・自分の意見が絶対的に正しいと思っていた
こうやって書くとだいぶ困ったやつですが(笑)、まあ色々事情があるんですよ。みなさんにもあるでしょ?
ひとつひとつ解説していきます。
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