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結婚や出産が叶わなそうな彼を選んだことについて

今日は、子宮頸がん検診に行って思ったことを。

若いうちに亡くなるのはあんまりしたくないので、がん検診をするのは大事だと思うけど、
「ハテ、子宮がなくなってもわたしは困るんかいな」と思った。

昔は嫌だった。子どもが欲しかったから。

今はどっちでもいい、というか、一緒にいるパートナーが「子どもはいらない」というタイプの人なので、まあつくらないだろうなと思っている。

彼が「子どもはいらない」と言うのは、最初は「子どもが嫌いだから」という理由だと聞いていたのだが、付き合いが長くなるにつれ

・子どもを育てる自信がない、怖い
・子どもがいる夫婦の愚痴をたくさん聞いてきたから(子どものせいでわたしと仲が悪くなるのが怖い)

という理由があるのだな、とわかった。

わたしは「他人の心を変えようとする」のは無意味だしそもそも無理なことだと心理学で学んできたので、そういう彼の意思を曲げさせたいとは思わない。

(どころか、わたしと仲良くいたいがために子どもをつくりたくないなんて可愛いな、と思う。)

それにわたしはずいぶん前、結婚も出産も叶わなそうな彼を捨てて、結婚や出産を叶えてくれそうな男性を探した方がいいんじゃないかと本気で悩んだことがある。

でもわたしは結局、それをやめた。
結婚も出産も叶わなそうな彼を選んだ。
めちゃめちゃ考えて考えて悩んで、わたしが本当にしたいのは「結婚や出産をすること」ではなく、「こういう自分でも楽に生きられるパートナーと一緒にいること」だと思ったから。

「わたしが」そういう彼を選んだのだから、より一層、彼の意思を尊重したい。

親や親戚は簡単に言う。彼を説得して、結婚するように仕向けられないのかと。
早く子どもを生んだほうがいい、と。
どうして親や親戚は、いや、たくさんの人間は、「自分の思い通りに相手を操れる」と思っているのだろう。

そうやって苦しんでいる人を、何人も何人もカウンセリングの中で見てきた。

相手が自分の思い通りにいかなくて、心を病み、苦しんでいる人を。

「自分の思っていることが正しい」
「相手がおかしい、間違っている」
「だから相手を変えてあげなくては」

その思いが自分をギリギリと絞めあげる。
でも誰もそれに気づかないし、そう思ってることすら気づけない。
「自分だけが正しいなんて思っていません」
と言う。
かつてのわたしもそうだったな、と思う。
その渦中では気づけなくて当たり前のことなんだ。

最近のわたしは、自分の思ったことや考えたことは素直に伝えるようにしている。
しかし、相手がそれに納得しなかったら、放っておくことにした。
「わたしはこう考える」だけで、相手が「そうは思わない」のなら、それでいい。

「そうする」ことがその人の正義であり、正解であり、選択したことなのだから、相手を変えようとするなどおこがましいのだ。

「カウンセラーのくせに助けられないのか」と言わんばかりに怒る人にときどき出会う。
わたしは、カウンセラーが救世主(メシア)になってはいけないと思っている。
メシアに人々は依存するから。
わたしは、その人が一人で元気に、幸せに歩けるようになるお手伝いがしたい。

あなたが救えるのは、あなただけだ。

そして、あなたの大切な人を救えるのは、
あなたでもカウンセラーでもない。

その人自身だ。

外国のことわざにこんなものがある。
"天は自ら助くる者を助く"
自分で自分を救おうとしなければ、他の誰も、自分を助けられない。

わたしはそれを病気のあいだ、嫌と言うほど学んだ。

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漫画家イラストライター&カウンセラーの島根県民です。毎日更新ブログ→ https://blog.palicosp.com/
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