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便秘と精神不安定を解消する方法は似ている

オリジナル記事掲載日:2020年12月29日

急に下(しも)の話をしますが、
精神不安定ってつまり
「心のフン詰まり」
なんですよね。

考えてみたら自分は、
心の病といっしょに
便秘も治ったんですよ。
二つの治療法には
共通点があるようです。

今回は、便秘解消法を
リストアップして、
なぜそれが心にも効くのか
考えていきます。

運動する

運動不足が便秘を呼ぶのは
みなさんご存知でしょうが、
やっぱり精神不安定な方も
基本的に運動不足なことが
多いんですよね。

わたしも境界性パーソナリティ障害
全盛期の時は、基本家にこもるか
飲み屋で酒飲んでました。

とはいえ運動が嫌いな方も
多いですよね。わたしもです。
そんな方におすすめなのが
「散歩」です。

1.音楽を聴かない
2.まっすぐ前を見る
3.できるだけ人がいない場所を歩く


この3点を踏まえた散歩が
効果的なようです。
理由はありますがここでは省略します。

こちらで解説しております↓

よく噛んで食べる

「よく噛む」のが便秘に効くのは
消化が良くなるからです。
心に効く理由は
「ゆっくり食べる(生きる)」
ができるからです。

精神不安定の方、基本
“生き急いで”います。
なので早食いの方が多いです。
毎日ほぼ必ずする食事から
「生き急ぐのを
抑えてみましょう」
って話ですね。

噛むときに
「ありがとうございます」×3
のリズムに合わせると、
30回噛めますよ。


(他にも10文字の単語なら
何でもいいのですが、
「ありがとうございます」
が覚えやすかったので)

体を温める

内臓を温めると動きが活発になり、
便秘に効くらしいという話です。

そして抑うつ状態に悩んでいる方の
話を聞くと、なぜかほとんどが
「冷え性」です。
わたしも冷え性でした。
でも最近は治ってます。

わたしが最近やっている
「体を温める」メイン行動は
以下の3つです。

1.毎朝、白湯(沸かしたお湯)を飲む
2.腹巻や毛糸の靴下などを装備
3.湯船のお風呂や温泉につかる

水分を取る

便が固いと出にくいので
水気を入れましょうって
話ですが、

なぜか「精神的に消耗しやすい人」も
水分を取らない人が多い
ようです。
わたしも取っていませんでした。

先ほど「毎朝、白湯を飲む」と
書きましたが、
正直わたしは1日中白湯を
飲んでいます。

あとはスーパーやカルディとかで
適当にハーブティーとか
粉末チャイなどを買って
いろんな飲み物を楽しんでいます。

水分を取るのも大事だけど、
飲み物で楽しむのも大事ですよね。

生活のリズムを整える

不規則な生活が便秘を産むようですが、
心の問題に一番悪いのは
「睡眠不足」です。

よく「昼夜逆転生活がいけないのか」
と思う方が多いのですが、
規則的に寝ていれば
問題ありません。

だって夜の方が
集中できたりするでしょ?
夜起きて朝寝たらいいのです。

昼夜逆転生活が
精神的負担になっている人は、

・同居家族が朝起きて夜寝る
生活じゃないと認めない

・自分で「ちゃんとした社会人は
朝起きて夜寝るものだ」と
思い込んでいる


のどちらかです。

確かに日光はセロトニン(※)を
出すそうなので、
日光に当たりやすい時間帯に
活動している方が
心が元気になりやすいですけどね。

しかし日光に当たることより
「自分に合った生活をする」
「そんな自分を責めない」

ことのほうがよっぽど
大事なのではないでしょうか。

※セロトニン……
不安やイライラを抑え、
精神状態を安定させるといわれる
神経伝達物質。

一番効くのは「自分の思いをちゃんと言う」こと

便秘も心の病も、
「自分の思いを抑えつけすぎる」
ことで起こる気がしています。

もちろん大人になれば、
何でもかんでも本音を言えば
いいというものではありません。

が、ストレスから便秘になる人も
心の病になる人も、

「それを言ったくらいで
嫌われたりしないよ」

ということをガマンしている方が
すごく多いなあ、と感じています。

もしくは、
「その程度のことであなたを
怒る人や嫌う人と、
ずっとイヤイヤ一緒にいる」

かのどちらかですね。

わたしは便秘が続きすぎて
猛烈な腹痛になり、
病院まで運ばれたことがあります。

心の病がひどくなって家から飛び出し、
警察に捜索願を出されたこともあります。

便秘も心の病もバカにできません。

病院沙汰や警察沙汰になる前に、
「自分の気持ち」を少しずつ
出してみてくださいね。

あなたが気持ちを出すのを
許さない相手からは、
早々に逃げましょう。
「ウンコ出すな」って
言われてるのと同じですから。

無理じゃん、そんなの。

ごきげんよう、さようなら。

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